中書き③(京編 前編)
予想以上に長くなってしまったので中書きを挟むことにしました(笑)例によって本編には関係ありませんので読み飛ばして頂いても問題ありません。裏話や裏設定などネタバレになるかもな要素も割と含んでいるのでご注意ください。
本能寺の変に突入できませんでしたorz
そして京都観光は、旅路編以上に無理でした。100話あっても無理ですね~。ええ、わかってましたよ~。
二条城は小ネタ要素でなんとか放り込みましたが、後は伏見稲荷だけでしたね。これも物語の都合上なので、無理くりです。
桃山丘陵はいずれ城を建てる話をぶっこむかもなので、伏線を入れときたかったんですが伏見稲荷から見えるかどうか確認できなかったのと、話が冗長になるので断念しました(;^_^A
清水寺のエピソードもアイディアとしてはあったんですが、うまく物語的にハマらなかったんでカット。あと知恩院の山門とか個人的にとても好きだったので登場させたかったのですが、この時代にはまだなかった事が発覚。いくらファンタジーでもそこまで歴史をねじ曲げるわけには行かないので、断念しました。
もちろん上京方面、さらに京都の北側は全く活動すらしていないので、時間経過的に無理でした。
実はそんな事以前に今回信長さんたちとの面会のタイムコントロールが一番しんどかったですね。
次回以降メインとなる本能寺の変ですが、変前のスケジュールがとっても厳しい。
ちなみにここからは、ネタバレ要素満点(といっても本能寺の変をある程度知っている人はいまさらな内容ですが)なので、要注意です。
本能寺の変は旧暦の6/2の未明から早朝に起こったと言われています。しかし、信長さんはなんと5/29になって漸く入京しているんですよ。しかも旧暦なので翌日は6/1(30日どこ行った?!)なので、今回のエピソードでは、29日に京都に入った信長さんが京都に入っていきなりおゆきと面談。翌日の6/1に信忠さんと面会、その深夜に・・・。というというありえないタイムスケジュールになっています。
信長さん29日安土を発って一応は同日入京してはいるらしいのですが、ちょっといくら気が短い信長さんでも本当か?と思われる移動速度ですね。一応この物語では夕方前には着いたことにしています。翌日の6/1にはお茶会開いてるんで29日に入京したのは間違いないでしょう(実際は夜かもですが・・)。ちなみにお茶会後に信忠さんとお酒を飲んでます。信忠さんはお茶会後の合流だったようなのでギリあり?(;^_^A
なので、もしその合間を縫っておゆきに会ってるとすると、信長さんは29日の夕方以降、信忠さんは1日の遅くとも午前中(の恐らく早い時間)って事になります。
しかも、その前日におゆきに面会の連絡が来てるわけですから、信長さん安土をまだ発ってない段階で「真田の倅が来とんのか~。29日京都行くから、会う言うとけー」てな感じになってます。
ないわぁ~。いくらなんでもこんな過密スケジュールの中で、わざわざ田舎豪族の子倅に会う時間作るとは思えないんですよね。ハイ、わかってますよ~(;^_^A。
本編内ではあまり明確に時間は書いてないのはそのせいです。
プロットの段階でもうちょっと本能寺の変について調べて置くべきでした(まさに後悔先に立たず)。
でもおゆきと信忠さんの初体面をどうしても京都でロケ(謎)したかったので、物理的にはなんとかなった(かもしれない)のをいい事に、無理くり面会がかなった事にしてます。
本当すいません(;^_^A
あやまりついでにもう一つ。
信忠さんの正妻のお松さんの事です。
本当に物語の都合だけで殺してしまいました。すいません。すいません。すいませんorz(土下座)。
一応架空歴史小説という事で、無理やり自分を納得させてはいますが、本当は好みではないという事だけお伝えしておきます(言い訳にもなりませんが)。
お松さんが歴史的にどうなったか諸説あるのですが、本当は婚約だけで嫁いではいないというのが、主流だったかと思います。ただ、多くの所で信忠正妻と書かれているので、それなりに影響力のある立場だったんだろうなとは思っています。
三法師ちゃんのお母さんも時系列的にはお松さんでない可能性が高いですが、本編ではお松さんが生んだ事になってます。せめてもの罪滅ぼし(になるかわかりませんが)です。
罪滅ぼしと言えば、元祖信長小説ファンにはお馴染みの、信長さんの正妻お濃さん事帰蝶さんも登場して貰ってます。この人子供が産めない体だったというのが定説的になっていますが、それもあってか、道三お父さんの死後あたり、割と早い段階からほとんど歴史上に登場しなくなります。
一番厳しい見方をすると、道三お父さんが死に斎藤家との抗争が本格化した事で、政略結婚の意味を失った彼女は信長さんにぽいっ!されてしまった可能性があります。実際理屈的には悲しいかな筋が通った話ではあります。
ただ、信長さんは兎に角身内の女性に優しかったことは有名ですし、その後別の正妻を迎えたという話も聞こえてきません。変後に(誰だか特定できないものの)織田家の女性身分として帰蝶さんに匹敵する誰かが生き残っている証拠もあるらしく、この人が帰蝶さんだと唱えている方もおられたかと思います。
お名前についてもお濃の方や鷺山殿などいわゆるあだ名的な呼ばれ方(淀殿などと同じ)が出てくるらしいですが、この当時の女性の多くと同様に本名があまりわかっていません。帰蝶さん胡蝶さんなどのそれらしい名前が聞こえてくるので、お蝶さんにでもしようかと思ったのですが、通りが悪すぎるので、教科書以上に教科書的な影響力のある先の元祖信長さん小説の先生の表記を利用させて貰いました(感謝を)。
いずれにしても、私の中の希望的な解釈を含むイメージとしては、内助の功に徹し、信長さんの奥を守っていた感じかなと思ってますので、この小説では多くの側室たちの子に囲まれながら、割と平穏な暮らしをしていたという設定で登場してもらっています。立場的にもお松さんと似たところも多い人なので、この方には幸せになって欲しいなぁと思ってます。
おゆきもいつか彼女に会うはずです。
ちなみに信忠さんも幼いころは帰蝶さんに育てられ、彼女の事を真実の「お母さん」と思っていると言う様な裏設定まで考えていますが、はてさて、今後ストーリーに生かされるかはわかりません(笑)
ではちょっと懺悔と言い訳が長くなってしまいましたが、次回から始まる京編の後編 「本能寺の変」お楽しみください。
とむ熊しのぶ
次回いよいよ本能寺の変のエピソードが始まるよ!・・・多分な!見ってねー!




