中書き②(京への旅路編)
第二章の位置づけの旅路編が終わったので、恒例(といってもまだ2回目ですが)の中書きです。例によってストーリーには全く関係ありませんので読み飛ばして頂いても結構です。弱ネタばれも混じっているかもなのでご注意。
無事おゆき一行を京へ到着させる事が出来ました。
ちょっとホッとしてはいますが、一応、郷編が一章で、この旅路編が二章、合わせてプロローグ的な位置づけで書いてました(^^;A
なので、まだ序章が終わったに過ぎません。
次章からいよいよ本編突入なのですが、多分ダラダラ書いて行きそうな気がします。ご容赦下さい。
信州方面から京へ向かう道は今では中仙道と言うのが現代人の常識ですが、この当時は巨大な江戸の町も無く、まだ整備されてなかった筈なので、東山道として表現してます。違和感ある人は読み替えて頂ければ結構かと・・。
東山道については色々資料(主にネットですが)を探したのですが、戦国という混乱期のクリティカルなものは見つけられませんでした。おそらくそれぞれの大名がそれぞれの都合で領内の街道を整備していた極めて流動的な時期とは思われますが、険しい山々(特に北アルプスや南アルプス)の制約はどうしようも無い筈なので、少なくとも信州⇒京までの道のりは、今の中仙道とそんなに違いは無かっただろうという事でその辺を参考にしてます。
今回、物語の最大の舞台となった和田峠は、実は別のエピソードで使う予定だった場所で、友人から、上田から諏訪に抜ける街道という事で教えてもらっていたんですが、忍者バトルを挿入する場所に困ってついつい使ってしまいました。
ロケハンとか一度しておきたかったんですが、もちろんそんな余裕はなく、想像で書いてます(^^;A
全般なんかボヤって書いているところは大体良くても机上でしか下調べ出来てない所です。
その内ちゃんと調べて、大改修の完璧版を書く事を余生の目標にしていますので、細かい突っ込みはご容赦下さい。(笑)。
上田・別所は真田丸ブームの頃行って以来、秋になると松茸を食べに行ったりしているのですが、いずれ昌幸お父さんが上田城を建設する前フリとして登場してもらいました。
歴史上、徳川勢を2度も撃退している名城ですが、ここに城を構えた昌幸お父さんの先見の明を窺える屈指の名跡ですので、別所での温泉と松茸料理のついでに是非どうぞ(笑)
そして上田の観光協会はもっと頑張れ(^^;A(※個人の感想です(笑))
ちなみに別所温泉は総じて良いお湯なのですが、劇中でも語った大湯は特に一押しです。
私は無類の強い成分のお湯好きなのですが、おそらくここのお湯は草津や野沢などに匹敵するんじゃないかと思います。銀の指輪が一瞬で真っ黒になりました(笑)
岐阜も信長さん好きには外せない必見ポイントなので、結構無理くり挿入しました。
信長さんを扱った歴史小説などでは、華麗なる活躍を見せる桶狭間の戦いや尾張統一などと比べ、美濃の攻略はひたすら信長さんが苦労している所ばかり描かれています。エピソードとしては、割と派手なものは竹中さんの稲葉山城奪取のお話や秀吉さんの一夜城の話などがせいぜいで、どうしても信長さん自身はイマイチな印象になってしまうのですが、その行動をつぶさに追って行くと、信長さんが如何に優れた戦略家だったかを如実に語られているのが判ります。実は武田攻めにも通じるものがあります。
まぁそれは兎も角、劇中でも描いた岐阜城天守閣からの濃尾平野の眺めは、信長さんの心情を想像できる、屈指の名跡だと思っています。当時の者が現存するお寺や神社等の実物だけが名跡じゃないんだという典型的な良い例だとも思いますので、もしまだな方是非お試しを。
今回の旅路編では、今後おゆきが何処をめぐるかは判りませんし、恐らく今回の様にお気軽に旅する事は中々無さそうなので、そこそこのんびり描いてしまいましたが、旅程などを計算しつつ今度は何処を観光させよう等と考えていたら、「あれ、このままだと信長さん中国に出陣しちゃうんじゃね?というか本能寺?!」という事に気付いたので、已む無く終盤大巻きしました(笑)
本当は安土から坂本に入って、今や競技カルタで有名な近江神宮(ち○やがふるかは兎も角)などをめぐらせる事も考えていたんですが、そういった事情で全てスルーとあいなりました(^^;Aまぁ延暦寺は当時は焼け野原だったと思うので元からスルー予定でしたが・・。
しかし、これを全部やっていたら、軽く10話以上余分に掛かってた気もしますし、そうすると忍者バトルの一つや二つ挿入したくなってしまい、それこそいつ京に辿り付けるか判らなくなってしまうので、結果的には良かったかもしれません。機会があれば・・という事で(笑)
さて、次回からは序盤の最大の山場、本能寺の変を含む京編の始まりです。
はてさて信長さんの(この小説での)運命は?佐助率いる真田忍軍は活躍は?おゆきときりは無事京都観光が出来るのか? 等々見所多しの第三章をお楽しみ下さい。
とむ熊しのぶ
次回より、京編開幕です。歴史が動いたり、動かなかったり、おゆきが青春したりする・・・かもしれない第三章を、お楽しみ下さい。




