12.防災用の灯油ストーブと灯油ポンプとライトと単一単二電池の組み合わせ考察、マニアックス。
備蓄量は基本的には1名分です。☆はサブタイトル、※は補足や考察です。
〇はお勧め、△は次候補か追加かアップグレード、□は最小限か過剰装備だが場合によっては有効、×はお勧めできない、準備や備蓄です。
時々、誤解し易い点を修正・加筆・分割・再編成しております。内容はほぼ同じです。
普段使用する暖房と消費する電池量の組み合わせから、非常時の暖房とライトを決定する。
※10年保存単一電池は単二電池とあまり変わらない値段なのに容量は約2倍あるのでコスパは良いのですが、灯油や電池の備蓄は購入後に平常時にどの程度使い切って入れ替え可能なのかも重要です。
二次燃焼式反射形ストーブは広い空間や窓が割れた室内でも輻射熱が暖かく、照明代わりにもなるので、常用する1台目にお勧めします。
電池不要ハンドル点火二次燃焼式対流形ストーブは手動式ポンプでも給油し易く、照明代わりになり、パッキンが劣化しても倒さなければ灯油が漏れず使用可能なので、常用しない予備にお勧めします。
どの場合でも灯油タンク複数と、予備の手動式灯油ポンプとチャッカマ・を用意して下さい。
どの場合でも、単一2本灯油コンロを防災専用に追加して、チャッカマ・で点火すると電池不要で、煮炊きが楽になります。
理想を言えば⑯⑰を併用しつつ、非常時は給湯機用ホームタンクの灯油も抜いて使用して下さい。
⑯単二4本の芯が長持ちで臭いが少なく明るい芯調整付き二次燃焼式反射形灯油ストーブ(最も効率が良いのでベスト)を、平常時も非常時も常用して、灯油と単二の備蓄を入れ替えて下さい。
単二を常用するのが4本ストーブのみなら、4本パックで購入すると端数が出難いです。
単二を4本パックで備蓄するなら防災用に周囲を照らしやすい単二2本サーチライト600ルーメン6時間も購入して、非常時に備蓄電池で使用すると使い切り易いでしょう。
平常時に単二を4本ストーブへ使用した直後に被災してもライト用を2本以上確保する為には、4+2=6本以上を備蓄する必要があります。ライトの単二を2回分確保なら4+2×2=8本以上、単二4本灯油ストーブを2台常用するなら4+4+2=10本以上、などの自分が管理し易い任意の定数を備蓄しつつ、使用して未使用新品が定数未満になったらストーブで使用し易い4本パックを購入し、古い順に消費して下さい。
単二4本二次燃焼式対流形ストーブに変更か、追加して併用しても大丈夫です。
※手動式灯油ポンプで毎日給油するのはかなり手間なので・・・
単二4本灯油ストーブと単一2本灯油ストーブを両方常用するなら⑰を、
単二4本灯油ストーブかファンヒーター等のストーブを合計2台以上常用するなら⑱を、
単二4本灯油ストーブ1台のみを常用するなら⑲を、
参照して電動灯油ポンプを常用し、電池消費量に合わせて単一とライトを備蓄して下さい。
⑰単一2本の反射形灯油ストーブと単一2本の電動灯油ポンプを、平常時も非常時も常用して、灯油と単一の備蓄を入れ替える。(単一だけでもストーブと灯油ポンプの両方を使えるので、単二を備蓄しない場合には理想的。⑯と併用しても効率的です。)
平常時に単一を合計で4本常用しているのなら、防災用に単一3本USB出力付きLEDランタン500ルーメン30時間を購入し、非常時に備蓄電池で使用して、スマホにも充電して下さい。この場合、6本パック(もしも4本ランタンなら4本パック)で購入すると端数が出難いでしょう。
平常時に単一を2本ストーブと2本灯油ポンプへ同時に使用した直後に被災してもランタン用を3本以上確保する為には、2+2+3=7本以上を備蓄する必要があります。ランタンの単一を2回分確保なら2+2+3×2=10本以上、単一2本灯油ストーブが2台なら2+2+2+3=9本以上、などの自分が管理し易い任意の定数を備蓄しつつ、使用して未使用新品が定数未満になったらランタンで使用し易い6(4)本パックを購入し、古い順に消費して下さい。
非常時も単一2本灯油ストーブをそのまま使用して下さい(単二ストーブがあれば併用しても大丈夫です)。
⑱普段は複数の灯油ストーブに電動灯油ポンプで給油して、灯油と単一の備蓄を入れ替える場合(⑰をのぞく)。
灯油カセットファンヒーターや⑯の単二4本灯油ストーブ等を合計2台以上常用しているのなら、単一2本電動灯油ポンプの電池も2倍以上消費して入れ替えるでしょうから、防災用に単一3本USB出力付きLEDランタン500ルーメン30時間を購入し、非常時に備蓄電池で使用しつつスマホに充電して下さい。この場合、6本パック(もしも4本ランタンなら4本パック)で購入すると端数が出難いでしょう。
平常時に単一を2本灯油ポンプへ使用した直後に被災してもランタン用を3本以上確保する為には、2+3=5(6)本以上を備蓄する必要があります。ランタンの単一を2回分確保なら2+3×2=8(10)本以上、などの自分が管理し易い任意の定数を備蓄しつつ、使用して未使用新品が定数未満になったらランタンで使用し易い6(4)本パックを購入し、古い順に消費して下さい。
平常時に単二4本灯油ストーブを常用しているのなら、非常時もそのまま使用して下さい。
平常時にファンヒーターのみを常用しているのなら、防災用に電池不要ハンドル点火反射形ストーブを購入し、停電時は電動灯油ポンプで反射型ストーブに給油しつつ、ハンドルで点火して下さい。
⑲普段は灯油ストーブ1台に給油する電動灯油ポンプのみで単一を使用し、灯油と単一の備蓄を入れ替える場合(⑰をのぞく)。
灯油ストーブ1台のみに単一2本電動灯油ポンプで給油するなら電池消費量が少ないので、防災用に単一2本ライト110ルーメン135時間を購入し、非常時に備蓄電池で使用して下さい。
常用する単一が2本なら、2~4本パックが使い切り易く、6本パックは使い切れないでしょう。
平常時に単一を2本灯油ポンプへ使用した直後に被災してもライト用を2本以上確保する為には、2+2=4本以上を備蓄する必要があります。ライトの単一を2回分確保なら2+2×2=6本以上、などで自分が管理しやすい任意の定数を備蓄しつつ、使用して未使用新品が定数未満になったら2~4本パックを購入し、古い順に消費して下さい。定数を4本に決めて2本パックを購入するのが最小限ですが、2本で11日間の明かりになります。
平常時に単二4本灯油ストーブを常用しているのなら、非常時もそのまま使用して下さい。
平常時にファンヒーターのみを常用しているのなら、防災用に電池不要ハンドル点火反射形ストーブを購入し、停電時は電動灯油ポンプで反射型ストーブに給油しつつ、ハンドルで点火して下さい。
⑳自宅に灯油抜き取りバルブ付ホームタンクがあって、平常時は直結のFFヒーターや給湯器等で灯油の備蓄を入れ替えて、停電時のみ灯油ストーブで暖房する場合。
※灯油抜き取りバルブの高さにもよりますが、積み重ね可能なポリタンクを2個購入し、相互に土台にするとホームタンクからポリタンクへの給油が容易になります。
防災用に電池不要ハンドル点火二次燃焼式対流形ストーブを購入し、停電時に手動式ポンプで給油しつつハンドルで点火して下さい(対流形は手動式ポンプでも給油し易いです)。
この場合、照明は①非常持出リュックの単三や単四のLEDライト等で行ってください。
感想などに対応しきれる自信が無く、受け付け出来なくて申し訳ありません。それでも良ければ評価していただけると幸いです。
細かい事をクドクド書いてあるだけなので不要な気もしますが、既存の暖房に追加や住居に合わせた計画をする時の参考になるかもしれないのでお許しください。
⑯+⑰+火鉢型灯油コンロ1台があれば、1台くらい壊れても生活できるのでお勧めです。