リュカ様とお土産話
お土産は桃とタイピン
「ただいま、リュカ様」
「おかえり、サラ」
「おかえりなさい、リュカ様」
「ただいま、サラ」
今さっき実家から帰ってきました。
「二人ともおかえりー!」
アラン様が出迎えてくれます。
「アラン様、ただいま戻りました!」
「アラン、ただいま」
「二人とも待ってたよ!」
リュカ様がアラン様からハグされます。その後、私にもハグしてくださいました。
「無事に帰ってきてくれてよかった」
「あはは、アランは心配性だね」
「そんなに心配しなくても、リュカ様がいれば大丈夫ですよ」
「それはそうだけどさあ。3日もいないと不安になるんだよ」
「うふふ。本当に心配性ですね」
アラン様が可愛らしくて思わず笑ってしまう。
「アラン様に沢山のお土産とお土産話を持ってきましたよ」
「え?なに?」
「とりあえず宮殿に入りましょう?」
場所を宮殿のリュカ様のお部屋に移す。
「それでお土産って?」
「はい、これ、うちの特産品です!」
「…わあ!美味しそうな桃!本当に貰っちゃっていいの?これ凄く高いんじゃない?」
「いつもプレゼントをいただいていますから、たまには受け取ってくださいませ」
「ありがとう!大事に食べるね!」
「あと、うちの特産品の宝石で作ったタイピンです」
「わあ!こんなに貰っちゃって本当にいいの?ありがとう、嬉しい!」
素直に喜んでくれるアラン様。よかったぁ。
「アラン、お土産話もあるよ」
「はやく聞きたい!話して話して!」
うふふ。アラン様可愛い。
「えっとね、サラには両親と弟二人と妹七人がいてね…」
「へえ、そんなに家族がいるんだ」
「特にクララって子がサラによく似ていてね」
「そうなの?」
「そうですね、弟妹の中では一番似ているかと」
「へえ。それでそれで?」
「色々な遊びをせがまれてね。みんなとても素直で可愛い良い子たちだったよ」
「ふうん。そうなんだ。今度は俺もついて行こうかな」
「え!?来てくれるんですか!?」
「何期待してるの。冗談に決まってるでしょ」
「あ、そうなんですね…」
「まあ、気が向いたら行ってあげてもいいけど」
「…!なら是非!うちの弟妹たちが喜びます!」
「そ、そう?なら行ってあげなくもないけど」
アラン様が来てくれたら、きっとみんな喜んでくれるだろうな。
「それでそれで?」
「サラが紙芝居をしてあげてね。その姿がとても可愛らしくて」
「そうなんだ」
「僕らも将来、ああいう家庭を築こうねって約束したんだ」
「相変わらず仲良しだね」
アラン様もリュカ様と相当仲良しですよ、とは言わないでおいた。
お土産話というより惚気




