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3話 部活紹介では、、

前から座らされていて1番後ろの席に丁度2つ分

余っていた。私たちの存在に気づいた担任の先生?

らしき人は、こっちに目をやった瞬間にひと睨み

うわ、こわーい。

そんな事を思っているとちづるちゃんは

先生の方へ行き、耳元で何かをボソッと囁いた。

さっきまで般若のような顔をしていた副担任の

表情が、一瞬で真っ青になる。

「……わ、わかった。今回だけだぞ。急いで席に着け」

震える声でそう告げる先生を背に、

ちづるちゃんは何事もなかったかのように私の隣へ戻ってきた。

「ねえ、今なんて言ったの……?」

小声で聞く私に、彼女は人差し指を口に当てて

「ナイショです」とウインクした。

な、何だこの子、、、!!!

ますますちづるちゃんに惹かれていった、

天使のようで、だけどなんだか分からない存在

こうしてまた助けられたのだ

いつかはちづるちゃんの助けになることはあるのかな?と、思ったりもした

とりあえず私は部活紹介とはいえ遅刻しているので

先生の所へ行き、「すみません、迷子になってしまって」

と謝った。先生は鼻をフンッと鳴らすだけだった

なんだか、変な先生だなぁ


ステージの照明が一段と明るくなり、マイクのハウリング音が体育館に響く。

「……続きまして、新入生に向けた部活動紹介を始めます!」

司会の明るい声とともに、体育館の空気が一気に華やいだ。

「あ、いよいよですねぇ」

ちづるちゃんが少し身を乗り出し、ステージを見つめる。

トップバッターの運動部たちが、威勢のいい掛け声とともにステージを駆け抜けていった。テニス部のラケットを振る乾いた音や、バスケ部のボールが床を叩くリズムが体育館に響き、いかにも「青春!」という熱気が会場を包み込む。

会場は大盛り上がりだ

運動部の熱気が冷めやらぬまま、

次のステージである文化部が始まった

袴姿の女子たちが現れた。書道部だ。アップテンポな曲に合わせて巨大な筆を振るい、真っ白な紙に迷いなく墨を走らせていったり、家庭科部のエプロン姿の子たちが、手作りの衣装をまとって恥ずかしそうにポーズを決めていたり。とにかく沢山の部活が次々と発表していた。

続いて、廊下の奥から「ズシン、ズシン」と、地響きのような規則正しいステップの音が近づいてきた。

「わ、何が来るの……?」

目を途端に丸くしてしまった

姿を現したのは、マーチングバンド部だ。

一糸乱れぬ隊列で体育館に踏み込み、華やかなユニフォームの集団が目の前を鮮やかに横切っていく。金管楽器の咆哮と、お腹の底に響くようなパーカッションのリズム。重い楽器を抱えているとは思えないほど軽やかな足さばきに、会場からは感嘆の声が漏れた。

彼らが嵐のように去った後、今度はステージ上に椅子が並べられ、吹奏楽部が登場した。

指揮者の合図とともに、体育館いっぱいに重厚なハーモニーが広がる。有名なアニメソングのメドレーが始まると、新入生たちの間からも手拍子が沸き起こった。

「すごーいっ! 本物のパレードとコンサートを

一度に見たみたいっっっっつ!」

私は盛大な拍手を送った。

派手なブラスサウンドがフィナーレを迎え、

大きな拍手の中、大所帯の吹奏楽部がステージを降りていく。

祭りの後のような、少しだけ静かになったステージの袖。

そこで、ひっそりと出番を待っている小さな一団がいた。

「あ、アレハ、、、、、、」

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