名前
「というわけで復興のために色々と協力してください」
まあそれしかすることもないし、
「せっかく初めて知的生命体を見つけたのに絶滅とかアレですし…
やるからにはきちんと交流したい」
交流したいんだ。
「まあ最初の繁殖実験は失敗に終わったが、また協力してください」
うん、まあできることはするけど
「おねショタといわれる繁殖を促す環境にいたのに、なんで至らなかったのか
また研究の余地があるな…」
まだブツブツいっているし
というかソロソロ落ち込んでいる女の子にも話聞かないと
「よくわからないけど頑張ろうよ。ほんとによくわからないけど」
「ううっだってボク女の子になっちゃんだよ?しかもモトモトのぼくが
目の前にいるし、何が何だかわからないよ」
そんなのボクにもわからないよ、ってか
「というかドッチもボクで、ボクもわからなくなってきちゃった」
あれ、今どういうこと?
そう考えていると機械がまた喋った
「我々には理解できないが同一の個体がいると混乱するみたいだ
取りあえず区別するために名前というものを付けよう」
名前?そういうやボク名前なんだっけ⁇
「まあ最初からいたから男の個体は【はじめ】」
かんたんすぎない?
「わかりやすさ重視だ、つぎに2番目にでたので【ニコ】」
そういうと女の子が
「【ミコ?】それが僕の名前?」
というか大人なのに舌足らずだなー
「いや【ニコ】…」
「やっぱり【ミコ】なんだ、僕の名前」
「まあそれでいいや」
いいんだ、それで
「個体識別できればそれでいい」
というわけでボク達は名前を付けてもらった
「ミコ…ミコか…」
なんか大人のくせに子供っぽいな
「中身は君のコピーだ」
ボクこんな子供っぽくないもん




