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『神になりたい』と、七夕の短冊に願いを書き記した俺は、翌朝目が覚めると、『神』ではなく『裸』になっていた。  作者: きたみ詩亜


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3/23

願3

 当然、目の前の彼女も全裸だ。

 ただ、他の全裸人と違い、胸とアソコを手で隠していた。


「お兄さん、とりあえず、アソコ隠してくれない……?」


「あ、ああ……」


 俺は、アソコを手で隠す。


「こっち来て……」


 彼女に、読書スペースへと連れて行かれる。

 ちょうど、周囲には誰もいない。


「……実はね、お兄さんの短冊にイタズラしたのは、私なの。でも、まさかこんなことになるなんて……」


「小学生男子みたいなイタズラするんだな」


「——なに??」


 尖った目付きを向けられる。

 ——俺は被害者なのに。


「でも、全員裸で良かったな。俺たちだけ裸だったら、ただの露出魔だ」


「いいわけないでしょ! 私は恥ずかしいの!」


(自分でやっといて……)


 そう思いつつも、また怒らせても怖いので、言うのをやめた。

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