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『神になりたい』と、七夕の短冊に願いを書き記した俺は、翌朝目が覚めると、『神』ではなく『裸』になっていた。  作者: きたみ詩亜


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願2.仲間との出会い。『あ、あの……お兄さん』

 俺は何か直感めいたものを感じ、カーテンを開けて窓から外を見た。

 二階にある俺の部屋から見えた『日常』の景色。

 しかし、俺の目には異質に映った。


 ——予想通り、通行人は皆、全裸で歩いていた。


 女子高生も、頭の薄いサラリーマンも、等しく真っ裸。

 ドッキリカメラでも仕掛けられているんじゃないだろうかという光景だ。


 恐る恐る、俺も裸で外に出る。


 おどおどしていると、全裸の女子中学生が不審者を見る目をして逃げてしまった。


 堂々と歩くように努めると、誰も俺を見なくなった。


 図書館に入る。

 全裸の警備員に一礼。

 丁寧に一礼を返される。


 図書館入り口に飾られている七夕飾り。


「えーっと、確か……」


 ——あった。

 俺が昨日、気まぐれで書いた、七夕の短冊。


『裸になりたい』

 その紙片には記されていた。


 ——昨日は確かに、『神になりたい』と書いたはずだ。


 誰かがイタズラして、線を書き足したのだろう。


「あ、あの……お兄さん」


 俺の目の前に、小学校高学年くらいの少女が立っていた。

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