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そこまでして何がしたいんだか 2

突然ですが、


コーディネイターを知っていますか?



職種としての意味が一般的ですが、


質問として聞いているのはアニメで、


機動戦士ガンダムSEEDに登場する人種です。



説明の大部分は省略しますが21世紀にはじめてシリーズ放送され、


21世紀のファーストガンダムとも言われ、


HDリマスターが製作されるなど高い人気を誇ります。



ガンダムシリーズと言うのは基本的に宇宙移住が一般化した未来で、


移住者たちが地球側の財源や資源の搾取、そして厳しい制約に反発し、


自由経済競争を勝ち取るための戦争を描いています。



資源獲得目的の戦争と言われますが、


現在地球で現実に起きている戦争の一部分もですが、


これは裏向きの事情で表向きには人種差別問題になっています。



現実の戦争では資源意外の戦争目的には、


人種、宗教、歴史など数多くの問題が存在し、


ファーストこと、1作目はそれにかなり重点に置かれています。



地球出身者はアースノイド、宇宙出身者はスペースノイドと言われるなどで、


ニュータイプと呼ばれる存在もいますが、SEEDでは、


その代わりと言えば違うかもしれませんがコーディネイターが存在するのです。



SEEDの世界観ではアースノイド、スペースノイド間の差別は少なく、


無いと言えばうそになるのかもしれませんが劇中ではスペースノイドに対し、


地球は初めてかめずらしいねと言うような会話も存在しました。



ファーストにも似たようなシーンが存在し、


雷を敵の新兵器と誤解するなど、


移住による地球での常識の欠損などが見られました。



人種差別が問題の一部に存在しファーストでは、


地球側にも宇宙生まれが、そしてその逆もいると言う、


少し考えれば戦争をする理由がないような一般論も出ています。



突き詰めれば資源問題になるのですがこれは無視して、


コーディネイターの多くが宇宙移民と言う部分も存在しますが、


人種差別の要因はと言えば、遺伝子改良です。



コーディネイトと言う単語に見られるように、


遺伝子を都合のいいようにコーディネイトされて産まれた人種で、


要望通りの子供を誕生させることが可能です。



普通の人間よりも強靭な身体を持つことは基本として、


劇中内の映像を見る限り、肌の色や、眼の色、体格など、


容姿など、かなりの調整が可能みたいです。



現在遺伝子改良の技術はそれほど進んでいませんが、


優秀な遺伝子を持った精子を優秀な遺伝子を持った卵子に受精させ、


優秀な人間を生み出す計画などはすでに実現しています。



デザイナーベビーとも言われ、代理出産技術など、


近い将来確実に実現できると思われますが、


嫌悪感を持つ人間は必然的に存在します。



劇中では試験管で生まれる映像も公開され、


人道的な良心や、宗教的に倫理に反するかもしれないで、


一部の人間には嫌悪を絶対に隠せないと思います。



劇中内ではそう言ったことが人種差別の引き金になったのですが、


問題として言いたいと言うよりも、


前提としてザフトの赤服について話しておきます。



ザフトと言うのはファーストで言うジオン軍のような物で、


細かい設定が存在し、独自の軍事色を持った組織と言う方が妥当ですが、


コーディネイター側の軍隊と解釈すればいいです。



赤服と言えばガンダムで言えば、


ファーストのシャア アズナブルが即連想されますが、


ザフトではアカデミー卒業優秀者に与えられます。



普通の軍隊流に言うと、


士官学校のトップクラスで卒業した何人かに着る資格が与えられ、


この子は優秀な生徒ですよと言う証明になるのです。



遺伝子改良されている点を踏まえ、


優秀な中の優秀だと言えば聞こえはいいですが、


彼らの中にすでに順序が存在しているとも言えます。



極端な例を出しますが、劇中に登場する、


アスラン ザラとイライジャ キールが代表例です。



アスランは両親がすでに遺伝子改良された親に生まれ、


世に言う2世代目で、ザフトの赤服の1人で、


劇中でもかなり優秀な一面が見られます。



一方でイライジャは人種的にはコーディネイターに分類されますが、


身体能力などは普通の人間並みだと言われています。



↑SEED見ていてだれこれ知らないと言う声が出ると思いますが、


外伝のAstrayに出ているキャラクターで、


傭兵組織サーペントテイルの一員です。



遺伝子改良されている点を踏まえれば、


差異はそれほどでないと思われますが、


設定だけ見てもわかる能力の差が出ています。



理論上探せば逆に普通の人間こと、


ナチュラルでもコーディネイター並の能力を持つ人間も存在すると言え、


人種差別と言うのが人間として根柢の低い争いだと言えると思います。



低い争いですが、問題はここからで、研究、改良、技術が進めば、


極端な話普通の人間ではない人間が生まれる可能性が存在します。



ミュータント、超能力者、特異体質を持った人間を突発的に、


または不変的、そして意図的に生み出せる可能性も存在します。



可能性は絶対にゼロとは言えず仮に生まれた場合、


ミュータントたちをふくめ、


3段構えの人種差別問題を抱えることになります。



資源戦争が根源だと書きましたが、ここまでくれば人種差別の本格化以前に、


弱肉強食や自然淘汰、そして生存競争の極致です。



ミュータントたちの中にも、


本来の普通の人間に対し回帰思想的尊敬も生まれるかもしれないで、


話しはより複雑で難解になると思います。



細かいことは無視して、現実でも人種差別はよくないと思います。



理論上可能だとしても医療技術的補助の範囲にできる限り制御し、


想像の範囲内ですが現実化するにしても限度があると思いますので、


実現したとしても戦争が起きないことを祈るばかりです。



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