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日本でも少し話題にしてほしいです。
突然ですが、
イナゴ身重く横たわる。
少し考えると聖書とかからの引用だと言うのが、
わかってもらえると思いますが、
本題はそれに関係した話です。
The man in the high castleが海外で映像化したらしいです。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の、
フィリップ K ディック著作のSF小説で、
日本語では「高い城の男」として知られています。
イナゴ身重く横たわると言うのは劇中に登場する本のタイトルで、
第2次世界大戦の勝敗が逆転した世界のアメリカが舞台で、
1963年度ヒューゴー賞最優秀長篇賞を受賞しています。
ユダヤ人の迫害の継続や日本人やドイツ人の優位な政策、
技術開発速度の違いなど、異なった世界を見ることができます。
似たような内容で、ロバート ハリスの、
ファーザーランドと言う本も存在しますので、
こちらもおすすめです。
深い事情は無視して、名作が映像化されるとうれしいもので、
一部のSFファンの中にはすでに知っている人もいると思いますが、
思わずと言うように書きました。