表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
110/196

悲しみに浸らせろや

突然ですが、


少し前に祖父がなくなりました。



本当に突然なんだと言う話ですが、


見ず知らずのだれかにお悔やみとかしてほしいのでもないし、


これから非常に現実的な話をします。



リアルタイムで書こうとも思いましたが、


さすがに無理で書けませんでしたが、


大分精神的に消化できたと思うので書きます。



何を言いたいかと言うと死にかかる費用や手続きで、


人一人にかかりすぎていると思うし、


扱いが事務処理的で悪い気がします。



最初に人が死ぬと死亡診断書が必要で、


これは医者の診察で、医療費として遺族に請求されます。



死なない人間はこの世に存在しませんし、


無論人間の生死の判断は医者のような専門家でもないとわからないし、


医療行為として扱われるのは道理だしこれは仕方ないとも言えます。



次は死んだ人間こと死体のことで、


エンジェルケアこと、死後処理が必要だし、


運ぶには専門の車の手配や許可が必要になります。



専門の車で運ばないと最悪逮捕されるそうです。



個人の話しなのですが祖父の場合腐乱防止として、


ドライアイスが置かれていたそうで、


葬儀の時かなり冷えていました。



死体は冷たいと言う話がありますが、


別の冷たさがあっていい気分ではありませんでした。



次に当然ですが葬儀で、


葬儀の一般的な費用は最低100万から500万が相場です。



葬儀費用は足し算方式なので、


高くすればかなり高くすることも可能です。



↑通過儀式としてする必要もあると思いますし、


現在の高齢の方はまだ儀式的にすると思いますが、


時代的な変化か最近はしない人間も存在するそうです。



次に死体処理で現在の日本は知っての通り、


死体は火葬処理されますがこれは有料です。



住んでいる地域などの事情もあるそうですが、


高い場所では10万ほどとられる場合もあるそうです。



燃やさないと遺族は死体遺棄として罰せられるそうですが、


絶対に燃やさないといけないし人は絶対死ぬしで、


酷くありませんか?



燃やしたとしても骨は全部入れるわけでもないし、


ひろう手伝いをしようとしたら職員に順番が違うとダメだしされた上、


全部入らず結構残っていたと祖母は非常に悲しんでおりました。



↑焼くと減るには減るが祖父は頭蓋骨がまだ形を残していました。



最後に極め付きでお墓の問題です。



墓の土地が減り始めている上墓石も高い、時折手入れも必要と、


死んだ後も使者の面倒が必要なんです。



ここまでで少なく見積もっても死後死者に対し100万以上、


1000万円未満の経費が必要とされています。



これを出すのは無論死者の遺産からではなく遺族の経費です。



人が死んだら悲しいのは事実ですが、


遺族は悲しみに浸っている時間はないんです。



生前お世話になったしこれぐらいはと言う感情もあると思いますが、


裏ではこれに合わせて利益を得ようとする不埒な輩も存在もしています。



死後遺族以外に友人と言った関係者の中には生前の問題を出す人間や、


遺族に対して罵詈雑言を与える人間も存在します。



一段落終えたとしても遅れた何か問題でたり、


墓の手入れも必要になってきます。



祖父はいい人だったし費用も出していない孫の自分が、


こう言ったことを言う権利はないと思いますが、


考えて欲しいです。



ろくでなしだった死者にここまでできますか?



この不況の時代死後の問題は結構多く、


無縁仏にしたり葬式しなかったり、


死体遺棄する人も出ていますよ?



これで死後を狙って利益を得ようとする人間がいるとして、


残った遺族は何を信用して生きていけばいいんですか?



無論損益と言う問題はあると思いますし、


世の中金だとか言いますが限度があると思います。



祖父の死後母と言い、祖母と言い、結構一気に年を取ったように感じるし、


これは精神的ストレスが原因だけではないと思います。



悪いことを言いますが、


個人の現状の収入などでは死後の処分はムリそうだし、


無縁仏にした方が幸せに思えるほどです。



↑仏とは言いますが、神道なので


神道式でお願いします。



多少なりともと言うか、


人の死には絶対的な人道的配慮が必要だと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ