Part2
今回は舞琳のお話です
Part2
・*:.。. .。.:*・園田舞琳・*:.。. .。.:*・
私の好きな人
それは樹月
樹月とは幼稚園の時からの知り合いでいわゆる幼なじみという関係だ
私は小さい頃からずっと樹月が好きだった
でも…途中でライバルが現れた
それは真結美
真結美は私の一番の友達だ
中学1年の時同じクラスになり席が近くてなかよくなったのだ
中1の、夏に真結美は樹月の事が急に好きになった
真結美が
「ごめん。真結美も樹月のこと好きやねん」
と打ち明けに来たときはびっくりした
それをゆわれ私は
「そうなん。お互い同じ人好きになるとか笑お互いにがんばろ」
といったのだ
私は薄々気づいていた
樹月が真結美のことを好きなのを…
やっぱり好きだとその人の目線の先まで見えるから…
でも負けてられない
私は自分で言うのもなんだが
なんでもできるし明るいし人気もそこそこあると思う
でも一番好かれたい人には好かれない
告白だって三十回くらいされたしめっちゃイケメンの人にもされたこともある
でも…樹月は私のことを好きではない
わかってる
そんなことを考えてると樹月が遊びに来た
「新しいゲームあるから一緒にやろーぜ」
っていいに
「おん えーよー しゃーなしやったる」
と言って私は樹月とゲームをし始めた
私達はいつもゲームをかったり新しい物を買ったりすると見せに来て一緒にやるのだ
小さい頃からずっとそうだったから樹月は何も思わずに来ているんだろうけど…
樹月もモテモテで女子にめっちゃ告白されていた
そのたびに
「おれなぁきょうも告白されてん」
といって
「結果は?」
ときくと いつも
「断った。だって顔だけでとか嫌やん。俺の性格しらんのにー」
などといっていた。
私は樹月の性格をしっている
だから
(私だったらいける)
とかってにそう思ってた
でもそううまくは行かなかった
運動会の日
私と真結美は同じ人のハチマキをねらっていた
私は真結美が係りのときに樹月を呼び出した
「樹月 ずっと前から好きやねん だからハチマキ交換してくれへん?」
といった
でも…結果は…
「ごめん。舞琳のことは好きやけどそういう意味では好きじゃない。おれ他に好きな人おるねん」
「しってる。じゃあ真結美のところに行ってき」
といった すると
「ありがとう!!行ってくるわ」
と言って、走っていった
私は泣いた
でも大好きな二人が付き合うように協力するからそう思った
そしたら真結美がしょんぼりしていた
真結美に教えてあげないと
そう思い真結美に樹月の居場所を教えた
すると喜んで走っていった
これでいいんだ…。
そう思っていながらもやっぱり涙がこぼれてきた
泣きたくないのに泣いてしまう
泣いていると五十嵐に急に声をかけられた
でもその内容は頭の中に入ってこなかった
樹月の事しか考えられない
でも私の初恋は幕を閉じた
いつか樹月よりいい人が見つかるように
そう思っていた…。
fin
。+ฺ・。ฺ・次回予告。+ฺ・。ฺ・
次は五十嵐直希の話です
五十嵐直希はずっと舞琳に想いを寄せていて…