転生したらいきなりピンチって……
ブックマークに、感想、評価まで…
ありがとうございます!
拙い文章ですが皆様の暇潰しにでもなれば幸いです。
この際記憶があるのは置いておこう。
愚痴っても此処に(超絶イケメン)神様は居ません……。
とにかく私が今考えなくてはいけないのは、キラキラ美形家族様への対応です。
私が必殺技の『愛想笑い』をしてから倍返しの微笑み攻撃を受けているので。
笑顔に無言の圧がかかっています。
こ、怖い〜。
……またもや既視感が。
情報不足のまま4人を相手にするとすぐに襤褸がでそうなので1人に絞る事にします。
多分銀髪の美丈夫様が父親だと予想して、現状回避を試みました。
「私少し混乱しているみたいです。記憶が曖昧で……お父さんですよね?」
私の言葉に銀髪の美丈夫様は、笑顔を消し去りみるみる内に真っ青になりました。
えっ!
何で青ざめるの?
何か間違った!?
わかんないよ〜
大混乱の心をぐっと抑え、微笑み(必殺愛想笑い)ながら銀髪美丈夫様をじっと見ていると、今度はへにゃりと眉を下げ顔を歪めました。
銀髪美丈夫様が泣きそうなんですが。
これ以上下手な事は言えません。
わ〜ん、どうしたらいいの〜
何か良い方法はないかとあ―でもない、こ―でもないと頭を悩ませていると、銀髪美丈夫様が口を開きました。
「私の事がわからないのかい?」
「?」
何故そうなった?
「……『お父さん』なんて呼び方した事無かったのに」
し、しまった!
この家はお貴族様だった!
「……」
「……………」
無言で見つめ合う事暫し。
「あ、あ〜思い出そうとすると頭が痛いです〜」
棒読み気味な私の言葉に、銀髪美丈夫様だけでなく他の3人まで心配そうにアワアワし出しました。
「ご、ごめんよ。他に痛いところや苦しいところは無いかい?」
「はい、他は大丈夫です。でも……」
「でも?」
「頭が混乱してるので、少し独りで休みたいです」
「ああ!ごめんよ、リフレシア。目覚めたなら一安心だ。少しと言わずゆっくり休むといい」
「はい」
キラキラ美形家族様は、名残惜しそうに部屋から出て行きました。
……しょぼんと垂れた耳と尻尾の幻覚が見えるのは気のせいかな?
皆様ハイレベルな美形なのに、残念なかんじがするのは何故だろう?
かなり苦しい言い訳でしたが情報不足の私は一時撤退を望みます。
無理、無理です。
一刻も早く(超絶イケメン)神様に来て頂いて色々教えてもらわないと、会話すらままならないです。
追々って言ってたけど何時来てくれるのだろうか?
このままだと私追い出されたりするの?
転生したらいきなりピンチって酷くないですか?
サマーセット公爵家の皆様はもれなくリフレシアラブです。
なので、リフレシアが望む事は大抵聞き入れますが離れるのが淋しかった模様です。
ちなみにリフレシアに入っていた(あざと可愛い系)天使様は一葉の全ての過去を知っているので(超絶イケメン)神様と一葉シミュレーション(?)なるものを行って一葉の性格でリフレシアとして生活する予定でした。
……予定は未定?




