表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Diamond dust  作者: 深緋莉楓
4/5

Border Line

壊れる恐怖が ひっそりと

でも確実に背中に貼り付く

逃げても逃げても逃げても

追いかけてくる足音が響く

たすけて…頭が 痛い

ゆるして…きっと傷付ける

泣きながら君の首を絞める

僕が見えるから…

嗤いながら自分を刻む

僕が見えるから

薬をちょうだい……

僕が壊れる速度を

少しだけ遅らせる薬を

薬をちょうだい……

そして血塗れの幻覚から

救い出して……


不安感に打ちのめされて

浅い呼吸を繰り返す夜は

どうしてこんなに

君を求めてしまうのだろう

おねがい…傍にいて

嘘でも良いから

僕はまだ大丈夫だと

まだマトモだと

おかしくないと言って

怖がらずに 手を握って…

こんな僕を拒絶しないで…

嗚呼 頭の中が煩い

色彩が混ざり合って

どろどろの黒になっていく

きっと綺麗には戻れない

もう綺麗が解らない

絶対 白 には還れない

ただ解るのは

また少し壊れる速度が

速まったという事だけ…

傍に来て もっと近く

限界が近付いている

血塗れの夢が本当になる

君をこの手にかける前に

最後の接吻を交わそう

君の中の僕を殺して

僕との時間は総て忘れて

君は笑って生きて

僕も君の笑顔だけ抱いて

最期の瞬間は 笑顔

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ