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Diamond dust  作者: 深緋莉楓
3/5

Snow Field

この手に触れられない

カタチない曖昧なものは

何一つ信じなかった

人の心はどれも皆

溶けて消える雪の様で

信じられなかった

だからこそ選んだ 孤独

孤独は 甘く優しい

孤独は 誰も傷付けない

孤独に浸っていれば…

なのに 触れた

君の頬に触れた僕の指先

温かかった…

泣きたくなるほどに

泣きたくなるほどに

目に見えぬ愛を

信じたいと切望した

君の頬に触れた瞬間

孤独は 冷たく残酷な程に

僕の心を蝕んでいた

あんなに優しかった孤独が

君を知った今

僕をこんなに痛めつける

他人を拒絶し 絆を絶ち

独り膝を抱え続けた

そんな身勝手な僕が

「愛してる」なんて

言っても赦されるかな

愛なんてうつろいやすく

何も残らない雪の様

信じる事はできなかった

それでも愛してるなんて

言ったら笑われるかな

淡く降り積もる雪の中で

きつくきつく抱きしめたら

君の腕は温かく

僕を包んでくれるかな…

僕を

赦してくれるかな

震える程 怖いよ

僕は卑怯だったから

向き合う事は

こんなにも怖い…

最期の時は

嘘でもいい

優しく微笑みながら

僕を空に還してくれるかな

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