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プロローグ

このままなら死ぬ。確実に。

生きるか死ぬか、確率は2分の一。ならばどうする。

死んだら死んだときだ。どのみちこのままなら死ぬ。

ならば、可能性があるならば・・・・足搔け!!

俺はそれを自分の意思で取り込んだ。


1度死ぬ。それから蘇生する。化け物として蘇る。その時に自我が残っていれば戦えるかもしれない。俺に残された手段はこの方法しかなかった。

人間を死に至らしめ、化け物に変えてしまう“死の実”に俺はかじり付いた。


全身が焼けるような痛みに何度も気を失う。電気が走るような痛みに加え、猛烈な頭痛が

襲ってきた。そして、ついには完全に意識を失った。


どれほどの時間が経過したのだろうか。徐々に意識が覚醒してきた。俺は生きているらしい。いや、蘇ったのだ。俺は俺の意識を持ったままだ。神経がつながるような感覚で肉体があることが分かる。この生まれ変わった肉体の強靭さがこれからの全てを決めることになる。


俺の体は、神話のケンタウロスのような鋼の肉体に蝙蝠のような羽がある黒みがかった緑の体だった。下半身は毛に覆われており局部も隠れている。顔は後でわかったが、日本の鬼の顔立ちをしており阿修羅そのものだった。


それからは死闘だった。襲ってくる化け物の頭を引きちぎり、隣の化け物の頭は殴り破壊した。手刀を使えば相手の腕がちぎれ飛び、前蹴りは相手の胴体を貫通した。ほんの数秒の間に化け物をおよそ30体以上駆逐した。

俺は自分との賭けに勝ったことを確信した。生き返ることが出来た。強靭な体を手に入れることも出来た。ここからは俺のターンだ。徹底的に反撃してやる。化け物は根絶やしだ。皆殺しに出来るほどの力を手に入れたのだから。


ふと、自分の周りに化け物が全くいなくなって気が付いた。俺の外見はずっとこのままなのか。人間体にメタモルフォーゼ出来ないだろうか。興奮状態の気持ちを落ち着かせ、意識を人間体に戻る事に集中させると可能になった。


俺は、豪徳寺ごうとくじ だい


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