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最強の剣の継承者〜その剣、俺が超えてやる  作者: 元始名
序章 谷底から這い上げたもの
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新たな刺客

SIDE--リオン

昨日の襲撃をオレが阻止した後、屋敷に居る人達は一悶着があったそうだ。


昨日の夜、オレは屋敷で夕食取った。しかし、食卓の空気が非常に重く、美味しい食事を思う存分楽しめることが出来なかった。どうして空気が重いと言うと昨日の夜、食卓に居るのはオレとこの屋敷のお嬢様であの美人の人の娘さんの二人っきりなのだからだ。


気まずいなんてものじゃなかった、あのお嬢様は食事中ずっとじーと目でオレを見る。


確かにそうしたい気持ちはわかる、いきなり知らない人が屋敷に来て、しかもあの襲撃と同じ日でやって来る奴だ。


疑いたくにもなるわけだが、食事中は本気で勘弁して欲しいな。


はぁ、おっと、いかんいかん。鍛練の時に雑念とは、まだまだ未熟者だな。


今、朝の六時頃だろう。オレは屋敷の庭で朝の鍛練をしている。


聖天の谷にて本格的に鍛練が始めた頃から出来た日課 いや 習慣といえるだろう。これに慣れた後はどんなことがあったに関わらず、次の朝には必ずやることになった、むしろやらない方が何だか調子が狂うのだ。


オレは雑念を排し、最初にやったことからやり直す。


先ずは剣を構え、ゆっくりと真っ直ぐに持ち上げ頭を越す、そしてゆっくりと真っ直ぐに振り落とす。やる度に少しずつ速度を上げ、そして最速に成ったらまた少しずつ速度を落す。こんな単純の動きをするのが朝の鍛練だ、まぁこれだけじゃないが。


鍛練が一段落を終わり、少し休憩を挟む。本来なら休まずに全部一緒でやるのだが、どうやらお客さんが居るようなので、オレは休憩を取ることに決めた。


周りから気配を感じる、聖天の谷 での修業で特に意識しなくでも感じ取る事ができようになった。


この辺りの気配からしてオレに意識を向けていないが多数、屋敷の中の人達だ。そして二つこっちを見ている、片方は屋敷の二階の窓辺からでオレを見下ろしている、まぁ気配から誰なのかばればれだかな。一様挨拶するか。


「おはようございます、お嬢様」

オレは見上げて、二階の窓辺に居るこの屋敷のお嬢様だ。


「...おはよう、いつから気付いてたのかしら?」

最初からです と答えたら、彼女が又じーとした目でこっちを見る。二階はそれなりの高さだが、オレにははっきりと見える、まぁ見なくても判るのだかな。


そしてもう一つは...


「あなた、さっきのはなんなのかしら?えっ危ない、後ろ!」

あのお嬢様はオレの後ろに人がナイフを持って刺してくるのを見えたのだろか、身を乗り出して声を上げた。まぁ、そいつがもう一つオレが感じ取った気配だ。


オレは振り返らずにじーとしていて、そして奴は勝手に倒れた ()()()()()()()()()()() ね。


お嬢様は昨日の襲撃の時と同じ様に 相手が勝手に倒れた 事に驚きを感じ、しかしながら二度目はその驚きが小さく早くも収まったようだ。


オレは倒れた奴からナイフを拝借して、そのナイフ観察し、そして真上に思い切り投げ上げた。


それから倒れてるこいつが目が覚めるまで朝の鍛練を続けた。

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