表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

電源、貸してください。

作者:草井文章
最新エピソード掲載日:2026/06/13
人は、何度までやり直せるのだろう。

会社を失った。
仲間を失った。
信用を失った。
金も失った。

残ったのは、借金と、一台のMacBookProだけだった。

結城修司、五十歳。

かつてIT企業の経営者だった男は、今では横浜の街を転々としながら、その日を生きるための仕事を探していた。

唯一の相棒は、自ら開発した対話型AI「HIKARI」。

イヤホン越しに話しかけてくるその存在だけが、十年前と変わらず彼の隣にいる。

そんなある雨の日。

残金八千四百十二円。

MacBookProのバッテリー残量13パーセント。
人生もパソコンも、そろそろ限界だった。

彼は一軒の喫茶店へ入る。
横浜の片隅にある小さな店。

「珈琲みなと」。

そこで口にした一言が、すべての始まりだった。

――すみません。
――ちょっと電源貸してもらえませんか?

小さな喫茶店。

謎の売上金消失事件。

再開発計画。

十年前に失った会社の真実。

そして、再び集まる仲間たち。

これは、すべてを失った男が、
もう一度「居場所」を見つけるまでの物語。

AIと共に。
仲間と共に。

そして少しだけ、美味しいナポリタンと共に。

『電源を借りる男』

開幕。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ