戦闘開始
ブラウザが落ちて勝手にログアウトされてそのままになってました
「くそがああああああああああ!」
舐めた口をききやがったあのクソを殺してやる。とりあえず邪魔な門を叩き斬った。
舞い上がる土煙がうざいが、俺ならそのまま突っ込んで行っても大丈夫だろう。
「待ってください、何か来ます!」
制止の声が聞こえた次の瞬間、向こうから敵の魔法が飛んできた!
「戻って!防御魔法を張ります!」
「くっ」
そこら辺の魔法では俺が傷つけられる事はそうそうないが、仲間たちは違う。
一人の魔法使いが張った防御魔法の仲間で一気に戻る。
敵の魔法が防御魔法に着弾し、衝撃が伝わってくる。
普段であればそんなことはないので、どうやら今回の相手はそこそこやるらしい。
「卑怯な真似しやがって」
「ですが、勇者さまも少し落ち着いてください。あんな子供でも分かるような挑発に簡単に乗らないでください」
「ああ?俺がガキだってのか?」
「そんなことは言っていません!」
「二人とも!そろそろ土煙りが晴れますよ!こんどはこちらの番です!」
「よっしゃあ!」
(…勇者さまどうしたのかしら…?普段ならここまで気が短い方でもないのに…)
これまで回復役を嵌めるために仕掛けられた罠が、他のメンバーにも徐々に効いていたのだ。
もちろん、勇者にもだ。
効き目そのものは薄いので、回復役程ではないにせよ確実に勇者にも影響が蓄積されていた。
正直にいえば誤算の範囲である。
「見えた!あのクソ魔族め!死ねえええええええええええええ!」




