第7節 再び波乱
林平は退院後、家で数日間休んでから、出勤した。
元々、お母さんは林江に新しい就職先を探してもらいたかったが、林平はどうしてもいやで、男だから、ちゃんと責任を取る。死さえを恐れないから、他人から言われるのも怖くないと林平が言っている。
仕事に戻ったら、すべてが正常だ、雷さんは二人の間に何もなかったように林平の復帰を熱烈歓迎した。他の同僚も慎重に挨拶したり冗談話をしたりして、その事件について話さなかった。新年の初め、地質隊は寒い天気で野外へ出かけなく、内部の仕事もほぼ完成しているので、皆はほぼ手持ち無沙汰の状態にあるため、出勤退勤時間も厳しくなかった。暇な林平は呼ばれなくても、数日間隔で家に帰り、気持ちも悪くなさそうだ。
林平はもっとリラックスして、昔よりよく笑っている。お母さんだけではなく、周りの人々全員が気付いている。理由を捉えていないお母さんは一時に林平の異常な行動を心配していたが、いつか持病が再発して、再び他人と距離を置くような性格に戻るのを心配していた。しかし、一ヶ月後、林平は依然として自然的に微笑んでいる、その微笑みも林平のような人が装えないのだ。そして、お母さんはやうよく落ち着くようになった。
いつの間にか春が来た。春節後、林平は再び野外仕事へ出かける。それで心配しているお母さんに「安心してお母さん。体も元気になって、常人と変わらない、北京周辺どころか、もっと遠いところでも大丈夫だ」と林平が言いながら、傷跡のところを叩いた、大丈夫だということを見せようとしている。
しかし今回、準備をする時に、林平は家に置いたものを全部取り出して、一つずつ整理している。必要なものを全部ダンボールに入れて、勤務先に持っていった。その行動を見てお母さんは野外仕事に過ぎないから、なぜ古いものを整理して、多くの本を持つと理解できなかった。お母さんの戸惑いに対して、野外仕事がつまらないから、本を読みたいと林平が解釈している。
野外仕事の出発日が決まった。勤務先と遠いので、地質隊の出発の邪魔にならないように、林平は前夜に家に戻らないと言った。お母さんは送別会をやりたかったので、林平が家に泊まらなくても、出発の前夜に家で食事を取ろうと話した、林平が帰りたくないが、お母さんからの勧誘に耐えられなく、無理やりに承諾した。
出発前日、お母さんは街に出かけ、買い物をしに行って来たら、林平の同僚の張さんと会った。張さんは林平が入院の時、他の同僚たちと一緒に看病に来たことがあり、それから知り合いとなった二人は近く住んでいると知らなかった。その関係もあり、張さんと会ったら、お母さんは恥ずかしくなり、避けようとしている。今回は張さんが自ら話し掛けに来て、林平が家にいるかどうかと聞いた。張さんは林平から借りた歌集を要るかどうかを知りたがって、もし林平が要らなかったら、張さんが持つと言った。お母さんは林平が家に戻ったら聞いておくと言った。そして、張さんから林平がいつ北京を出るかと聞かれ、お母さんは明日だよと答えた。
「明日ですか?そんなに急ぎですか」と張さんは言った。
「会社のスケジュールですから、従うしかないでしょう」とお母さんは言った。
「会社のスケジュール?会社は彼がいつ離れるまで管理できますか」と張さんは聞いた。
「野外仕事に行く時、ばらばらで行きますか?」とお母さんは可笑しいと思って聞いた。
「野外仕事?」と張さんは戸惑ったように聞いて、すぐ覚悟したようになった「いいえ、私間違いで覚えました、会議…に行くかと思っていた」と話が終わらないうちに、行こうとした。
可笑しいなと思い、お母さんは張さんに聞きこんだ。ようやくわかったのが、実は林平は野外仕事なんかがなく、今の仕事から新疆まで転任された。
新疆ですか。そんな遥かなところ、北京から片道で3日間がかかるよ。林平が卒業直後あそこに行きたがり、騒いでいたが、3年後、まだあそこに行きたがっていて、自分のお母さんまで騙そうとしているのだ。それはなんのためだろう、もしかしてその新疆出身の女の子を忘れられないだろうか、彼女と会いに行くのか?北京ではなく、そんなところに行くなんで、他人にどう思われるだろうか。自分がまだ十分苦労していないと林平は思っているだろうか。
ついつい家に帰り、屋内に入ったら、お母さんは号泣した。まだ寝ている林海がびっくりされ、泣く理由を聞いたら、あまりにも怒り出して「あいつがまた余計なことを起こしちゃうと知ってたんだ、でも…まぁ~いいや、行かせよう。遠くまで行かせて、遠ければ遠いほどいいんだ、二度と戻ってこんでいい」と林海が叫んで、テーブルに重く叩いた。
お母さんは泣き続けて、昼ごはんさえ食べれなかった。林平の離れで、自分の命の大半が連れ去られたようだが、今度こそお母さんは林平を止めないのだ、自分がとても疲れているから。茫然としたお母さんは多くの料理を作った、全部林平が好きな料理だ。林平はそんなに多く食べれないと知っているが、お母さんはやはり多くの料理を作った、多分、お母さんとしての最後の責任を尽くすチャンスだと思って、林平に最も深い印象を残したいのだ。
夕食が出来上がったら、お母さんも疲れ果てて、やむを得ずベッドで休んでいる。そうなっていても、お母さんはまだ林平のことを心がけている、林海と玉風に怒ったり、聞いたり、困らせたりせずに、知らないふりをするようと頼んだ。
「あなたたちも知っているように、あんな性格だから。彼はもし決意したなら、止めるようがない。彼と私たちとは同じ道を歩くような人ではない。だから、無理やりに今まで一緒に歩いてもらって、彼にとっても大変だったんでしょう。彼は義理人情にかけているが、今まで彼を育てて無駄になるが、私は今彼を手薄くしたくない。だから、今晩こそ彼をよく扱ってください、親子関係、兄弟関係を無駄にしないように、いいですか」とお母さんは泣きながら言った。
夕方、林平は帰った、家に入って、テーブルにあるいっぱいの料理を見て、嬉しそうに「こんな多い料理なのか、まれな客さんも来るのか」と聞いた。その話を聞いて、部屋にいるお母さんは再び泣きだした。
「客さんはいない、お母さんはお前のために作ったの…林平さんの野外仕事の送別なんです」と玉風が言った。
「僕のために?やりすぎだな、よそよそしくなるよ。母さんは?」
「母さんは疲れたから、先に寝た」
ご飯を食べ、林海からお酒飲みたいかと聞かれ、林平は飲まないと返事したら、林海が一人で飲み始めた。食べながら話し合っている。林海からどこの野外に行くとか、どのぐらいで行くとか、何をしに行くとか、必要な荷物が揃ったのかとかと聞かれて、林平は一々と答えた。
林海はお酒を飲み続けた、お酒が強いが、玉風に止めようとされているが、つい酔っ払うようになった。1時間余後、林平が食べ終わり、テーブルから離れようとしたら、林海に止められた。
「おい、おなかいっぱいか?」と林海が聞いた。
「うん、いっぱいだ」
「本当にいっぱいか?」
「よその人じゃないから、騙す必要がないよ」
「そっか。お前が僕を騙さないと信じてる。お前が僕の弟だから、僕たち…一つの家族だから、お前を信じてる。」と林海が言って、顔つきが急変した、あまり怒ったように「僕は他人を信頼しすぎたんだ、一人のバカに騙された、面子がない」
「誰に騙されたか」と林平は目を丸めた。
「本当にいっぱいか?」
「いっぱいだよ」
「本当に?」
「本当に」
「本当にいっぱいなら、安心するよ。それは母さんの指示だ。僕に…じゃ、母さんは良いお母さんだと思うか」と林海が聞いた
「もちろん良いお母さんよ」
「しかし、母さんは…」林海は辛くて言い続けられない。
「母さんはどうかしたんのか?」と林平は緊張しはじめた。
「母さんは騙された。」
「誰に?」
「そのこっそりと新疆まで逃げ出したい人だよ」と林海が言ってテーブルを重く叩いた。
林平は本能的に椅子から立ち上がり、しばらくぽかんとしたら、やっとわかったように、顔がすぐ赤くなった。
「行くなら、どうしてまだ家に帰ってくるか。この夕食を食べたかったのか。もう食べ終わったからさっさと出て行け。どうして行かないか。もう一度母さんを騙したいか。覚悟しろ、もうお前を信じる人が居ない、早くトリックをやめて出て行け。行きたいところに行け。この数年、お前はどれほどのバカなことをやったかよ、それで母さんはどれほど苦労をしたかよ。お前はこんなことをするなんて、一体良心がどこにあるかよ。だから、お前に言っとく、お前を首にする、これから僕はお前のような弟が居ない。お前も遠く死に行け。」
いかった林海も狂っている、玉風は止めようとしたら、林海に打たれて転んだ。お母さんは必死に部屋から出てきた。
「林海、でたらめよ」とお母さんは叱った。
とても悔しく感じて、林海は叫んだ「母さん、こんなときにまだ林平の味方になるんですか?どうして母さんをそんなに怒らせて、母さんはこっそりと泣くほかできないんだよ。母さんの息子だからか?僕も母さんの息子だよ。どうして僕に気を遣わず話したり叱ったりするんだよ。どうして林平にそうしないか?あいつが耐えられないを思っているからか?許されば許されるほど、あいつは母さんのことを気にしなく、出鱈目なことをするから、勇気を出して思ったことを言ってください。もう我慢できない、だから今度こそ、あいつのことを構わない、僕のように、あいつ早く死ぬのを待っていると言って下さい。」
パチンとビンタの音がして、林海が倒れそうだった。
「母さん…どうしてだよ、どうして小さい頃から、喧嘩するたび、叱られ殴られるのがいつも僕だか?もしかして実の息子じゃないか?もしそうだったら、僕はこっちに立つ必要がない。僕は…」話が終わっていないうちに、林海は家を走り出た。
お母さんは庭まで追っかけたが、林海がいなかったから、玉風に追っかけてもらった。そのハプニングで、お母さんはもっと悩ましくなった、千万本の紐に縛られているように、窒息するところになった。
しばらくしたら、お母さんは落ち着いた。家に帰ったら、林平が居なくなったが、その閉まっている部屋のドアから光が出てきている。皆ばらばらになり、騒々しい戦争後の戦場に取り残された静かさのように小さいリビングルームが広々となった。
自分に思い込みをさせないように、お母さんは一人で部屋を片付けている。
二時間後、できることをすべて完成した、林海と玉風はまだ家に帰ってこない。
やることのないお母さんはどんどん茫然さに包まれてきた。もうすぐ自分の道を歩き始めた林平を考えたくない、もう既成の事実だから、林海のように騒いだりしてみんなの機嫌を悪くすることをしないとお母さんは思ったが。
なぜかわからないが、お母さんはやはり林平に多く話したいのだ。
お母さんはようやく思いついた。林平を止めようとしないが、新疆に行く理由を知りたい。あの女の子と会いに行く?でも大学卒業してから三年間が過ぎたから、林平から彼女のことを一回も聞いたことがない、もう彼女のことを忘れたかとお母さんは思ったら、林平はそんなことを…もしかして、彼女は新疆で林平を持っているのか?などの質問について、お母さんはどうしても聞きたかった。林平は本当に彼女のためだったら、お母さんはよく理解でき、安心もできる、お母さんはその北京に来ない子に言えない敬意を持っている。ましてその質問が林平を傷つけないから、林平も気にしないだろう。
部屋のドアをゆっくり開けて、電灯がついているが、林平も寝てしまった。本を読みながら寝込んだ、本も枕のそばに落ちた。家が物騒がしかったのに、林平はまだなにげなく寝れるなんて、心が冷たいとお母さんが思った。
寝ている林平は軟弱そうだ、頭が細い首に支えられないように傾いている、ちょっとしたウェーブヘアは白い顔に垂れている。実父のようにハンサムだ。彫刻巨匠による名品のようだ。昔、自分の旦那に申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、林平の顔を見れば自分を許してしまう。こんな息子がいることを誇りに思っている、昔に戻れたら、お母さんも躊躇せず三男の実父と。しかし、明日から林平はいよいよ旅立ち、もう戻らないかもしれない、お母さんのすべての誇りが持ち去られる。離したくない、悲しい気持ちで、涙が止まらなかった、涙が林平の顔に落ちて、林平が目覚めた。
目覚めた林平はお母さんが泣いているのを見て、どうして泣くかとびっくりして聞いた。
お母さんは泣き声を出した「林平、可哀想な子だよ。母さんの気持ちをわからないの?私の身から落ちた肉だから、あなたのことをいかに恨んでも、悲しくて泣くのよ。そんな聞き方するなんて、すべてのすべてがあなたと関係ないように。本当にそう思ったら、心が冷たすぎる。」
林平は黙っている、昔の冷たい表情に戻った、その見慣れない表情でお母さんを見ている。しばらくしたら、「母さん、お願い、もう泣かないで、いいか」と林平は我慢できなくなるように言った。その話が効いたようで、お母さんの泣き声が小さくなった。
泣き声が止まって、お母さんは林平を見つめているが、林平は頭を振り返った。お母さんは林平の手を持とうとしていたが、林平は逃げようとした。その林平を見て、お母さんは悲しくなり、再び泣き始めた。
「泣く、泣く、女は泣く以外なんもできない。なんのために泣いているんだよ、泣かれても僕は意思を変えないよ。じわじわと僕に苦痛を与えるなんてもういいんだ。死に行くじゃないから、どうしてそんなに悲しいか?今更…何と言っても遅いよ、もう遅いからなんでこんな…静かにさせてくれないか、明日の朝に電車が早いから。」
お母さんは泣き止んだ。
「もう怒っていると知っている、でもどうして直接僕を叱らないの?兄さんのように、遠く出て行け、二度と帰ってこないでくれと言わないの?或いは明日に死ぬことを呪わないの?僕のことを恨んでいるなら、そう思うだろう、どうして装っているのよ、僕が耐えられないと思っているの?」林平は憤懣そうに言った。
「林平よ…」お母さんは心痛そうに叫んだ。
「言わなくてもわかるよ。母さんの心の中に、僕は粋な顔をしている成長できないバカ、体力と辛抱がなくて思いを巡らすバカ、義理人情を知らない本の虫だと思われている。だから、母さんは兄さんたちのように僕のことを叱ったり、殴ったりしない。母さん、どうして普通に僕を扱ってくれないのよ?兄さんを殴るほど怒っているのに、どうして僕を叱らないのよ。兄さんは僕のために考えているから、どうして兄さんに怒っているの?いつも僕の見方になっても、僕が嬉しいと思うの?違う、実は僕は悲しい極まりだ。お兄さんたちが叱ったり殴ったりされて、その二人は父さんと母さんとよく似ている。でも僕は両親とぜんぜん似ていない。だから僕は聞かざるを得ない、どうして僕に対してそんな特別な扱いするの?もしかして、母さんの子供じゃないの?」
そんな質問されると思わなかったお母さんはぽかんとなった。
「だから、母さん、お願い、兄さんたちのように僕を扱いなさい。最後のチャンスなんだ、母さんの本当の考えを知りたいんだ、もう推測できるけど、母さんから教えてもらいたい。僕を叱ってください、きつく叱って。この一生、母さんに申し訳ないと決まってるから、お願い。」林平の顔に強い期待が現れた。
本来、お母さんは本当に彼を叱りたかったが、その様子を見て、怖くなってきた。
「もう狂ってる」と思って、お母さんは目に林平が自殺した時の様子が浮かんできた、その時も、彼が出鱈目な話をしてから…
「いや、いや」とお母さんは辛く叫んで、再び涙が出た。
失望した林平は頭を下げた、再び頭を上げるときに、すでに怒り出している「だから、どうして僕のところに来るんだよ、僕を勧めたいんのか?本当にそうだったら、間違いだよ。僕に本音を話さないなら、母さんに話したいこともない。そうすると、会話も意味がないから、早く終わりしよう、休みたいんだよ。」
横になろうとして、お母さんに止められた。
お母さんは怒りの極まりだ、林平の両手を持って揺らしている、叫ぶように「どうして本音じゃないと思うの?言って、言ってよ。」
「どうして兄さんたちのように僕を扱ってくれないの?」
「どうしてだよ、こっちから聞きたいのよ。私の息子なのに、あなたがどうして兄さんたちと違うのよ、どうしてあなたに事件が終わらないのよ。どうして今になっても、自分のことが正しいと思っているのよ。どうして頑固で話を聞かないのよ。どうしてこっちから一言だけ言われても耐えらないのよ。そのすべてはどうしてだよ。」
「だから、僕に失望しているだろう」
「そう」
「そうだろう、母さんはやっと本音を話した。喧嘩でしか本音を話さないんだ。母さん、知ってるか?こっそりと母さんから離れようと思ったときに、辛かった、母さんが心を痛めるのを恐れていた、でも今は大丈夫だ、すべての心配が余計なことだ、僕のことが好きじゃないと言われたから、僕も安心して離れられる。その自由さをほしかった、母さん、ありがとう」
なるほど、林平はお母さんと喧嘩する目的はお母さんを怒らせて、情を絶った話を言わせたかった、それで林平は安心して親子の縁を切ることができる。そんな林平は人間じゃない。
でもお母さんは余計なことを構えなくなり、すぐ話しを変えて「でも、林平、どうしてもあなたのことを愛しているから」と言った。
林平は頭を速く振っている。
「本当にあなたのことを愛しているから」とお母さんは言って、再び林平の両手を持って揺らしている。
お母さんの行動に驚いて、林平はお母さんが理性を取り戻すまでぼうとお母さんを見ている。親子は見知らないように黙々と互いに見つめて。
「母さんよ、僕はこんなに悪い子になっているから、どうして僕のことを愛しているかよ。」お母さんの執着心は林平の想像より遥かに越えて、冷たい心が驚かれたように、林平は話を緩めはじめた。
「あなたは私が生んだ子だけど、兄さんたちと違って、あなたも元々林という苗字のべきじゃなかった、林家の子じゃないから。あなたの実父はあなたが生まれる前に死んだから…」
お母さんは余計なことを気にできなく、長年潜めた秘密を言い出した。性格がよく変わっている林平は誤魔化せないから、はっきりと説明できなかったら、向こうはこれから信じてくれないとお母さんは知っている。
その話をしたら、お母さんは林平に教えた、林平がこの世に来たのが意外だった、そうだからこそ、林平に告げられない気持ちを持っている、林平のことを自分が独占している財産のように思っている、生まれていないうちにすでに実父を失ったから、かわいそうに思っている。
しかし、林平は自分にそんな身分があると夢見もしなかった、丸めた目が弾けそうだった。
「どうしても、あなたが私の息子だから。三人息子の中に、あなたは一番頭がよく、ハンサムで、あなたのことを誇りに思っているの。あなたの実父とよく似ていて、いつも国を心配しそうで、感情が豊富だけど脆いの。社会に入っても、あなたの実父のように、傷つけられやすいから、母さんはあなたを助けたいのだから、あなたに多く心遣いしたの。でも、あなたは甘やかされたくないんで、自分の道を歩きたいと、自分の智恵で幸せを作れると思い込んでいる。あなたのすべてをよくわかるの、実父もそうだったから。でも母さんはあなたを実父のように苦労させたくないから、私たちは今まで戦ってきたの。どうなっても、心からあなたに本能的な敬意を持っている、あなたの実父が結局思うとおりに進まなくて、生活に潰されたけど、彼の人格を忘れられない、一生愛する甲斐がある。この国の国民の半分があなたとあなたの実父のようになったら、国がもうすでに強くなったはずだ。あなたも性格に多くの欠点があるけど、正直で純粋だ。この世の中に、あなたのような人がいなくなったら、俗っぽくなる。だから、あなたをよく知らないが、あなたのことを誇りに思っているの、今日でも変わらない。林平よ、母さんをそんなに現実的な人間だと思わないでください、本当そうだったら、私もあなたの実父に合いに行かなかった、あれもしなかった。生活のために、私はしょうがなく俗っぽくなっているけど、私はそれが好き或いは生れつきの性格の証ではない。今度あなたは旅たつことをあえて止められなかった、あなたが実父のように止まらないと知っている。あなたは元々こっそりと行きたかったけど、私もそれで怒っていない、料理を作って、林海を追い出した。それはすべてあなたのためだよ、でもあなたにきつく叱られた。どうして、もしかして私を本当に憎んでいるの?本当そうだったら、私…」とお母さんは言いながら、耐えられず涙をこぼした。
林平は長くお母さんを見つめた。
「母さん、ごめんなさい。僕は…」林平は涙を流した「母さんのことを誤解した、許してください。自分はそんなに…だから、母さんに感謝したい、こんなお母さんがいるのを幸せに思っている。僕実は…」
話が終わらないうちに、外に音が伝わってきた。林海と玉風が戻った。林海が落ち着いたと玉風から聞いて、二人に先に寝てください、林平と話があるとお母さんは言った。そろそろ夜十時になるとお母さんは気付いた。
「もう遅いから、母さんも早く寝なさい。安心して、僕はどこに行っても、母さんのことを思っているから」
「でも、林平、止めたくないが、どうしても新疆に行きたい理由はなんなの?前の女の子なの?」とお母さんは聞いた。
針に刺されたように、林平の笑顔が急になくなったが、すぐ再び頭を上げて、落ち着いた表情に戻った。少し止まって、「母さん、本当に知りたいなら、すべてを教えよう」と林平はゆっくりと語り始めた。




