↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
外道の道も本能故  作者: モロモロ
第一章
52/90

52 バルちゃん

ちょっとまてよ…


これだけ強くなってもあのスライムのレーザービームでやられる可能性あるんじゃ?


<忠実な下僕、バルちゃんに更にスキルを授けよう!>


「おおっ!」


<光線反射>←

「ピコッ」

<魔導砲>

「ピコッ」


完璧だな。


<2つの攻防に役立つスキルを授けたぞ>


「感謝感激であります。必ずご期待に応えたいと思います」


バルちゃんが蹂躙したことで、各魔物たちの間引きによるDP(ダンジョンポイント)がかなり溜まっている。

俺自身のステータスは


名称 花咲く王

DM(ダンジョンマスター)レベル 3

D知能LV(ダンジョン知能レベル) レベル20

世界侵略率 0/100

スキルポイント 456

ダンジョン作成

魔物召喚

ダンジョン内転移


うん、なんかバルちゃんのステータス見た後だとなんだかショボイ。

基本、バルちゃん1体なので知能レベルもダンジョンとしては低いのも分かる。

DP(ダンジョンポイント)があっても、スキルポイントは少ない。

バルちゃんには死角無しって感じだけど、俺自身が大きな弱点だよな。

でも、外部に進出して、世界攻略レベル上げるぐらいしか強化の道が思いつかないなぁ。

もしくは、バルちゃんにDM(ダンジョンマスター)強化系の能力を与えて強化してもらうか。


融合合体。

魅力的だけど、どうなるんだ?実際。


ヤクナーナに相談する前に出来る事は全部やりたいけど、出来る事ねぇ…

相談して、外部に進出も考えたけど、あのスライムの強さ異常だったしなぁ。

ヤクナーナにも勝ちたい気持ちあるし。

うだうだ考えてても駄目だな。


俺はバルちゃんの所へ転移した。


「よう!バルちゃん!」

「主樣?ですね。お初にお目にかかります」


跪くバルちゃん、近くで見るとムチャクチャデカイ!でかすぎる。


「えっと、ちょっと待っててね」


今までは、バルちゃんの周りだけ掘り下げて、200mの体長でも立てるようにしてたけど、これは身体が強張りそうだもんな。


「ほい」


ズゴゴゴゴゴゴゴゴ


余ってたDP(ダンジョンポイント)を使い、高さ500m縦横10kmの巨大階層に変更する。


地形変化は、強力な魔物召喚に比べればあまりDP(ダンジョンポイント)を消費しないからね。

まずは、バルちゃんの環境整備だ。


「おおお!流石主様であります!一気に広々快適であります!」


テンション高え!声が重低音でデカくてダンジョンが震える凄い迫力だわ。


「えーと、もう少ししたら、外部に進出しようと思ってるんだけど、外部はこの火山地帯の火耐性を持った魔物でいっぱいなんだわ。俺ってサラマンダーじゃん!?しかも、外に進出しないでずっと魔物強化してたからさ、正直言えば、俺自身の能力値が大した事ないんだわ。バルちゃんは強いんだけど、外に進出したら、真っ先に俺が狙われてダンジョン崩壊ってありえるじゃん?」


おお、なんか俺ちょっと頭良くなってね?

D知能LV(ダンジョン知能レベル) レベル20って俺自身の知能じゃねぇよな?

DM(ダンジョンマスター)レベル 3が影響してるのかな?


「命に変えても、主様をお守り致します」


うん、それは嬉しいんだけど、俺が求めてるのはもっと手っ取り早く。


「それで、さっき新しい能力で<DM(ダンジョンマスター)融合合体>って増えたじゃん、あれってどんな感じよ?」


「どんな感じと申しますと?」


「いや、能力与えたけど、詳細がちょっと分からないからさ」


「ああ、そういう事ですか、少々お待ち下さい」


「ポーン」

※魔物レベル10万を超える眷属の魔物よりステータス詳細解放の承認依頼が来ています。


<承認>

<拒否>


<承認>←

「ピコッ」


「これでどうでしょうか?」

やべぇ!

バルちゃん知能レベルも高いだけあって凄い使える子だよぉ。


ステータス確認してみる。


おお、すげぇ細かい所まで見れるぞ。


名称 「バルちゃん」

魔物名 キングバルスタン♂♀(詳細)

スキルポイント 58436

魔物レベル 1056787

知能レベル 567822


能力


会話(詳細)

液化(詳細)

念話(詳細)

飛行(詳細)

転移(詳細)

吸収(詳細)

吸収学習(詳細)

分裂(詳細)

霧化(詳細)

火炎魔法(詳細)

氷結魔法(詳細)

電撃魔法(詳細)

魔力結界(詳細)

大地の理(詳細)

錬金(詳細)

種生成(詳細)

身代り分身(詳細)

魔獣召喚(詳細)

DM(ダンジョンマスター)融合合体(詳細)

部位硬質化(詳細)

進化特性(詳細)

寄生(詳細)

遠隔操作(詳細)

光線反射(詳細)

魔導砲(詳細)


DM(ダンジョンマスター)融合合体の詳細を開いてみる。


「DM(ダンジョンマスター)と融合する事が出来る。融合することにより、同種の個体全てにDM(ダンジョンマスター)の能力が付与される。DM(ダンジョンマスター)と融合した個体は意識を無くし、スキルポイントはDM(ダンジョンマスター)のスキルポイントに合算される。魔物レベルと知能レベルはそのレベルに合わせてDM(ダンジョンマスター)にDP(ダンジョンポイント)として付与され、更なるダンジョン拡大の一助に成ることが出来る。能力も全てDM(ダンジョンマスター)に能力として加算される。融合合体となっているが、1魔物個体としては、DM(ダンジョンマスター)への吸収と考えても良い、ただし魔物の種族としては、DM(ダンジョンマスター)と融合合体する事により、さらなる種族の繁栄が約束される能力とも言える」


おおう、凄い能力だな。

これ、バルちゃんが使ってくれるかが問題じゃね?


「良し、バルちゃん良く分かったわ。凄い能力だわこれは」


「主樣のお役に立てる能力であれば幸いであります」


なんだろ、この忠誠心の高さ。

これは普通に使ってくれそうだな。

俺はDM(ダンジョンマスター)融合合体の詳細をそのままバルちゃんに話す。


「なるほど…そうすると、私個人のこの意識は無くなってしまうのですね」


「…まぁ、その…」


「……」


「…」


重い沈黙が流れる。


ああ、やっぱ忠誠心高くても、知能レベル高いが故に意識無くなるとか凄い抵抗あるわなぁ。


「…分かりました」


おおっ!

「やってくれるのか!?」


「幸いにも私には主様より分裂なる能力を授かっております」


あ、それ君最初から持ってた能力だけど…


「ですから、全てを主様と融合合体する事は、今後も主様の力と成るためにも「バルちゃん」としての意識を失い主様を一人にしてしまう事になってしまいます。ですから、これから半分に分裂し、その半分の個体が主様と融合合体させていただくということでどうでしょうか?」


おおおおおおお!

可愛い事いってくれるねぇ!

いいよいいよ!それ良いアイデアだよ!

採用!


「良くぞ申してくれたな!では、さっそく合体じゃ!」


「はっ!」


さっそく2対に分裂するバルちゃん。


「ポーン」

※眷属の魔物より融合合体の申請が来ております。


<承認>

<拒否>


<承認>←

「ピコッ」


「グアアアアアアアアアアア」


思わず俺の口から咆哮が漏れていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。