40 スキル
「復讐?」
「ああ、そうだよ」
「DMKかい?」
「ああ、でも今のあんたじゃ全く役に立ちそうに無いね」
「かもしれません。今までの遍歴を言いますと、モグラ、ドラゴン、デーモン、タコ、風の妖精とやってきて今回のサラマンダーで6回目です」
「ふふ、ずいぶん面白い遍歴だねぇ」
「そうなんですか?」
「まぁ、普通は同じDMを何度も繰り返して、そのDMの能力の拡張性やらを探求していくのが普通だからねぇ」
「拡張性?」
「ああ、レベルやスキルの事だよ」
「レベル?スキル?」
「ちょ、あんた今までどうやってきたんだい?」
「どうやってって、DP貯めて、ダンジョン拡大して、魔物召喚して、魔物進化させて、外を侵略してDP貯めて、魔物合成してって感じですけど」
「進化?合成?レベルアップとかはしなかったのかい?」
「どうやら、ダンジョン作成について、大きな相違があるようですね」
「まぁ、あまり、こうやって他のDMと情報交換するなんて事はまず無いからね」
「どうしますか?」
「お互いにチョットダンジョン作って見学しあってみましょうよ」
「え?でもここはマグマでダンジョン作成出来ないんじゃ?」
「だから、外に出るのよ、私も休業期間はお終い、あんたの情報も欲しいし、楽しくなってきたわ」
赤黒い巨人が笑顔で俺に言い放つ。
ちょっと薄気味悪いな。
「わかった、じゃぁよろしく頼む」




