第13話 スパイロボットの対決
「白木!中橋!」
突然の展開で野田はすぐに叫ぶけど、白木と中橋は血を出しながら倒れこんでしまう。
「2人共!しっかりしろ!」
「よくも!!」
倉山とダイゴは2人に駆け寄って、加藤は怒りに任せ2人組に突進した。
「この布切れ妖怪が!」
「うぎゃあああああ!!」
もう1人のコートBは手から火炎放射を発射して、加藤はまともに食らって燃やされる。
「加藤!!」
消し炭になって死んでしまった加藤を見て、ダイゴはショックを受けてしまう。
「きゃ!」
そのどさくさにまぎれてソロリックを気絶させると抱き上げて逃げた。
「待て!!」
すぐに野田達は追いかけて追跡した。
「たく、なんでいきなり撃つんだよ!?余計な仕事増やして!?」
「お前だって、火炎放射使ってんだろ!?」
2人は口喧嘩しながら走りながら逃げてると、途中で見回りをしていた騎士隊と武者組の4名と遭遇。
「なんだ君達?」
「その子は?」
人狼と土蜘蛛は近づいて事情聴取しようとすると、2人はすぐに逃げようとしていた。
「おいコラ待て!」
ケンタウロスがコートAの肩を掴む。
「触るな!」
コートAは手から剣を出して斬りかかるとした。
「うわ!貴様!!」
ケンタウロスは素早く避けてすぐに剣を抜いて斬り付ける。
「おおっ!」
コートAのコートが切られてその姿があらわとなった。
「なっ!」
「ロボット?!」
そうコートAの正体はロボットだった。
「くそ……もう自棄だ!!」
コートBもコートを脱ぎ捨ててロボットの姿を見せた。
「お前らに付き合ってる暇はない!」
「とっとと死にな!」
2体はそれぞれの右腕をマシンガンに変形して、4人に向けていっせい発射する。
「危ない!?」
ガシャドクロが身体を一度ばらして。盾の形になって仲間達を守り。
「今度はこっちの番だ!!」
土蜘蛛が口から粘着力の高い糸を吐き出すと、コートBはマシンガンから火炎放射器に変形し、炎を出して糸を燃やすけども。
「隙あり!!」
「なに?!」
人狼がソロリックを素早く救助した。
「ぐ……寄こせ!!」
コートBは右腕を剣に左手を丸ノコにしたので、土蜘蛛もすぐに剣を抜いて構えた。〔土蜘蛛は蜘蛛の妖怪で、腕が6本もあるので剣も6本ある。〕
「なぜ彼女を狙う?」
「貴様等には関係ない!」
と丸ノコで一刀両断しようとしたが避けて、回転しながら突進するとコートBはジャンプして、蹴りつけられて土蜘蛛は思わず吹っ飛んでしまうが綺麗に着地して、口から糸を出しコートBの片足を縛ってそのままぶん投げた。それが壁に激突するがダメージは少なく。
「う……この!」
「うおおおおお!」
そのままキンキンカンカンと刃物の交じり合いとなった。が
「食らえ!」
「う!毒……」
いきなり口から有毒ガスを吐き出して、土蜘蛛はまともに吸い込んで倒れて絶命した。
「き……貴様!!」
仲間を殺されてケンタウロスは怒りに任せて、斬りかかろうとしたが。
「俺の事を忘れちゃ困るぜ。」
コートAの存在を忘れてケンタウロスは、無残にもチェーンソーで首を蹴り取られてしまった。
「ああ!」
「バカな……」
人狼とガシャドクロは仲間をあっけなく殺されて焦ってしまう。
「さあ、2人の用にならなかったら、その小娘を……ん?」
コートAが近づこうとしたが腕が凍り付けにされていた。
「な!誰だ!」
「私です!」
そうホルだった。
彼は仕事が終わって帰る途中、偶然この騒動を見たのだった。
「邪魔するな!」
火炎放射器を出して襲い掛かろうとしたけど、ホルは目から冷凍光線を発射して地面を凍らせる。
「げ!地面がああああ!?」
コートAは滑って転んでしまい。
「とお!」
「が!?」
しかもそこに走って駆けつけた倉山の蹴りが炸裂した。
「この……」
「はっ!」
さらにダイゴが血液を固めて作った、ナイフを投げてコートBの動きを止める。
「とりゃあ!」
「ぐえ!?」
「なっ!?」
野田が剣を拾い上げてコートBを蹴り、さらにはコートAの腕を切り裂いた。
「く……逃げるぞ!」
「もちろん!」
そして2体は飛行機に変形して逃げるようとした。
「待て!?」
野田はコートAにしがみ付いた。
が
「邪魔だ。」
「うわ!」
振り払われて飛び去ってしまった。
「くそ!」
野田は悔しそうに空を見上げる。
「君達!怪我は?」
「大丈夫だ。でも……」
起き上がるソロリックは、土蜘蛛とケンタウロスの死体を見る。
「ごめんなさい……私のせいで……」
ソロリックは涙を流してしまう。
そして空を飛び続けるコートA・B改め、スパイロボット2体は誰かと交信していた。
『そうか……つまり誘拐に失敗した上、5人も殺したのか?』
「すみません……びっくりしたので……」
「まぁ、何事も犠牲は付き物で……」
誤魔化しや開き直りながらも交信相手て会話をしてた。
『たしかに、やったものは仕方ないか……』
交信相手はため息を吐いて呆れながら。
『じゃあお前達、廃棄ね』
「「え?」」
そのまま2体はあっけなく自爆してしまった。
コートA・B改めスパイロボットと、騎士隊と武者組の勝負です。
次回ソロリックはどうなるか?




