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wonder! とある2人の恋愛事情  作者: かなたん


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第64話 カバーライブ! vol.2

「結依ちゃん、志乃ちゃん〜カバーライブの売り上げすごかったよ〜」

「ありがとうございます。」

「それで、またやってくれの声が大きかったからまたやって貰うことにしたよ!」

「え」

「結依ちゃんも志乃ちゃんもDir en grey好きだよね。」

「は、はい」

「はい。まさか。」

「そのまさかですDir en greyカバーライブ!」

「「はぁ!?」」


 突然の報告に私と志乃ちゃんは同時に声を上げた。


「オフィシャルサイトのイベントスケジュールにも乗っけたよ。ほら。」


 そこには「ご好評につき第2弾!平塚結依と三矢志乃カバーライブvol.2決定!」と書いてあった。


「あ、Covered by Dir en greyって書いてある」

「場所は?」

「味の素スタジアム」

「えっ!?」

「味スタ、入るよ。」

「結依さん怖いです…」

「私も怖くなってきた…」

「味の素スタジアム、収容人数49970人だって」


 志乃ちゃんが倒れこんだ。


「志乃ちゃん!」

「持田さん横暴すぎない?」

「俺のところに話が来た時にはもうDirカバー決定してて、味の素スタジアム押さえられてたんだよね。社長の一存だよね、完全に。」

「がめついな社長」

「とりあえずセットリスト決めといてー。今回は長くていいからね。」

「はい…」


 4人でお昼ご飯を食べながら話していた。


「私たちだけで味の素スタジアム埋まらないですよ…」

「集まらなかったらwonderのライブになるでしょ。」

「集まりませんように…」

「杏」

「冗談だよ。大丈夫だよ。結依たちなら集められる。」

「(お?)」

「市川さんありがとうございます!」

「杏でいいよ。」

「…!杏さん!」


 杏が柔らかくなってる?まぁ、また尖るだろうけど。


「とりあえずレッスンしようか。志乃ちゃん、明日香ちゃん、杏」

「そうですね。」


 レッスンをしていると、オフィシャルホームページがダウンしたと持田さんが話していた。どうやらカバーライブの件でサーバーが落ちたらしい。


「…そんなに?」

「そんなに。期待してるよ。」

 柔軟体操、発声練習、歌唱練習、ダンスレッスンとルーチンをこなす。終わり、セットリストを話し合うことにした。


「最初志乃ちゃんからで私が後にしようね。」

「は、はい。」

「今から緊張してどうすんの。リラックスリラックス。」

「はい…」


 私たちはセットリスト作りに取り掛かった。


「結依さん1曲目脈貰っていいですか?」

「1曲目から脈?攻めるね」

「結依さんの1曲目は?

「raison datleかなぁ。」

「raison datleいいですね!あのイントロから結依さんの姿見たいです!」


 3時間かけてあーでもないこーでもないと話し合い、セットリストが決まった。攻めている。志乃ちゃんのセットリストにはシークレットが2曲あった。なんだろう。


「じゃあ帰ろうか。」

「はい!」



 下で持田さんが待っていた。手をひらひら振る。


「持田さん?」

「セットリスト決めるから遅くなるかなって。乗りな。」

「ありがとうございます。志乃ちゃんも。」

「あ、はい。」

「セットリストは決まった?」

「決まりました。明日から歌唱練習です。」

「頑張ってね。志乃ちゃんここだよね。」

「はい、ありがとうございました。」


「どう?難しい?

「いや、小さい頃から聞いてたので、大体の曲は覚えてまますよ。」

「そっか。楽しみだね。お、着いたよ」

「ありがとうございます」


 家に帰ると、杏はもう眠っていた、


「遅くなってごめんね、杏。」

「ん…おかえり、結依…」

「ただいま。遅くなってごめんね。」

「ううん。大丈夫だよ。」

「今ご飯作るね、」

「うん。」



「お待たせ。麻婆茄子だよ。」

「麻婆茄子!好き!」

「冷めないうちに食べよ。」

「うん、いただきます!美味しい!」   

「そう?良かった。」

「結依の作る麻婆茄子好き!」 

「じゃあまた作るね。」

「やったぁ!」


 こう喜ばれると作った甲斐があるというものだ。

 ご飯と洗い物を終わらせて曲を聴いていると、結依柄抱きしめてきた。 


「また結依分補給?」

「うーん。結衣分補給だね。」


 ここ最近構ってなかったからな。いっぱい甘やかしてやろうり今日は眠れないかもなぁ。

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