第1話:史上最もくだらない闇の支配者の最期
日本語がまだ未熟なため、誤字や不自然な表現があるかもしれませんが、温かく見守っていただけると嬉しいです。
ベトナムからの投稿ですが、小説を書くことが大好きで、将来はこの作品をマンガやアニメにするのが夢です。よろしくお願いします!
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【そのまま投稿OK版】
前書き
初投稿です!この作品は中二病全開の物語です。よろしくお願いします!
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第1話:史上最もくだらない闇の支配者の最期
黒金ミナトの世界は――
どこにでもある、ごく普通の現代日本だった。
魔法もなければ、剣もない。
世界を揺るがす戦いなんて、もちろん存在しない。
だが――
彼の頭の中だけは、違った。
「……フッ。」
教室の中で、ミナトは一人、窓の外を見つめながら呟く。
(ついに、この日が来たか……)
彼の脳内では――
闇が渦巻き、
無数の敵がひれ伏し、
自分はその中心に立つ“絶対的な存在”。
そう。
彼は本気で信じていた。
自分はいつか――
闇の支配者になる存在だと。
いわゆる、中二病である。
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「おいミナト、また始まったぞ」
「無視しとけって」
クラスメイトたちは笑う。
だが、それでもいい。
ミナトにとっては――
これは遊びではない。
「いつか、この世界は俺を知ることになる……」
小さく、だが確信に満ちた声で呟く。
そのとき――
「黒金、前に出て黒板消しとけ」
教師の声が響いた。
「……チッ、日常イベントか」
ミナトはゆっくりと立ち上がる。
教壇へ向かうその背中は、どこか重々しい。
(まあいい……今は力を隠す時だ)
黒板の前に立ち、雑巾を手に取る。
だが次の瞬間――
彼の世界が切り替わる。
(来たか……)
教室が消え、
世界が闇に包まれる。
彼の手には“剣”。
敵が迫る。
ミナトは雑巾を握りしめたまま――
天に掲げる。
「I……AM……THE……SHADOW……」
ビュッ!!
雑巾が一直線に飛んでいく。
そして――
教師の顔面に直撃した。
……
教室が静まり返る。
数秒後――
「……黒金」
低い声。
「廊下に立ってろ。今すぐだ」
「……はい」
クラスは大爆笑。
「やばw」
「ガチでやったぞあいつw」
ミナトは無言で教室を出た。
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廊下。
ミナトは壁にもたれかかる。
(……まあ、こんなものか)
だが、五秒後。
「クク……フフ……」
「まだ終わっていない……闇は、ここにある……」
小声で続ける。
教室の中から笑い声が漏れる。
教師の怒鳴り声も聞こえる。
だが――
止まらない。
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放課後。
空は曇り、雷が鳴り始めていた。
ミナトはスマホを取り出し、クラスのグループにメッセージを送る。
『明日――見せてやる。本物の力を』
『来いよ。校舎裏の山の近くに』
数分後――
「また始まったw」
「行くしかないだろ」
「ネタ確定w」
だが、何人かは不安そうだった。
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翌日。
空は暗く、雷が鳴り響く。
クラスメイトたちは、校舎裏に集まっていた。
「マジでやるのかよ……」
「危なくない?」
ミナトはゆっくりと現れる。
黒い布で作ったマント。
自作の黒い剣。
そして――
狂気じみた笑み。
「フフ……フハハ……」
「ハァーッハッハッハッハッ!!」
笑いが止まらない。
空が光る。
雷鳴。
「我が名は――シャドウ」
「闇を統べる者……支配者なり」
誰かが叫ぶ。
「おいミナト、やめとけって!危ないぞ!」
だが、彼は止まらない。
「貴様らごときに――我を止められると思うなァ!!」
そのとき。
――ポツ。
何かが頭に落ちた。
「……は?」
手で触る。
「……は???」
鳥のフンだった。
一瞬、沈黙。
次の瞬間――
「はぁぁぁ!?ふざけんなコラァ!!」
空に向かって叫ぶ。
クラス全員、大爆笑。
「タイミング神すぎw」
「持ってるなコイツw」
ミナトは顔を歪めながら――
それでも剣を天に掲げる。
「……いいだろう」
「ならば見せてやる……」
「真の終焉を――!!」
雷が走る。
「I……AM……THE……ABYSS!!!」
その瞬間――
ドォォォン!!!
雷が直撃した。
ミナトの身体が震え、崩れ落ちる。
「え……?」
「……え?」
沈黙。
ミナトは動かない。
誰かが近づく。
「お、おい……?」
微かに、声がする。
「……くそ……鳥……あとで……覚えとけ……」
まだ生きていた。
クラス全員――
爆笑。
「まだ喋ってるw」
「不死身かよw」
ミナトは震える手で剣を持ち上げる。
「俺は……闇の……支配者……」
「……だ……」
ドォォォン!!!
二度目の雷。
完全に沈黙。
――今度こそ、終わった。
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その後。
葬式。
遺影には、満面の笑みのミナト。
参列者たちは――
なぜか笑っていた。
「ほんと最後まであいつらしいな……」
「バカすぎるだろ……」
笑いながら、涙を流す者もいた。
誰よりも明るく、
誰よりもバカで、
誰よりも夢を語っていた少年。
黒金ミナトは――
笑いの中で、人生を終えた。
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だが、その物語は――
まだ終わらない。
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(……ここは?)
気が付くと、ミナトは闇の中に立っていた。
過去の記憶が流れる。
笑っていた日々。
バカなことをしていた時間。
それでも――
彼は呟く。
「……まだ終わってねぇよな?」
前方に光が見える。
「……なら、もう一度だ」
「今度こそ、本物になってやる」
光に手を伸ばす。
その瞬間――
彼の意識は途切れた。
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新たな世界で。
新たな名前で。
闇の支配者は――
再び目を覚ます。
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後書き
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