表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妄想より生まれし闇の支配者  作者: Kurogane Yuuto
「闇の支配者、誕生」
1/9

第1話:史上最もくだらない闇の支配者の最期

日本語がまだ未熟なため、誤字や不自然な表現があるかもしれませんが、温かく見守っていただけると嬉しいです。

ベトナムからの投稿ですが、小説を書くことが大好きで、将来はこの作品をマンガやアニメにするのが夢です。よろしくお願いします!

---


【そのまま投稿OK版】


前書き


初投稿です!この作品は中二病全開の物語です。よろしくお願いします!



---


第1話:史上最もくだらない闇の支配者の最期


黒金ミナトの世界は――

どこにでもある、ごく普通の現代日本だった。


魔法もなければ、剣もない。

世界を揺るがす戦いなんて、もちろん存在しない。


だが――


彼の頭の中だけは、違った。


「……フッ。」


教室の中で、ミナトは一人、窓の外を見つめながら呟く。


(ついに、この日が来たか……)


彼の脳内では――


闇が渦巻き、

無数の敵がひれ伏し、

自分はその中心に立つ“絶対的な存在”。


そう。


彼は本気で信じていた。


自分はいつか――

闇の支配者になる存在だと。


いわゆる、中二病である。



---


「おいミナト、また始まったぞ」


「無視しとけって」


クラスメイトたちは笑う。


だが、それでもいい。


ミナトにとっては――


これは遊びではない。


「いつか、この世界は俺を知ることになる……」


小さく、だが確信に満ちた声で呟く。


そのとき――


「黒金、前に出て黒板消しとけ」


教師の声が響いた。


「……チッ、日常イベントか」


ミナトはゆっくりと立ち上がる。


教壇へ向かうその背中は、どこか重々しい。


(まあいい……今は力を隠す時だ)


黒板の前に立ち、雑巾を手に取る。


だが次の瞬間――


彼の世界が切り替わる。


(来たか……)


教室が消え、

世界が闇に包まれる。


彼の手には“剣”。


敵が迫る。


ミナトは雑巾を握りしめたまま――


天に掲げる。


「I……AM……THE……SHADOW……」


ビュッ!!


雑巾が一直線に飛んでいく。


そして――


教師の顔面に直撃した。


……


教室が静まり返る。


数秒後――


「……黒金」


低い声。


「廊下に立ってろ。今すぐだ」


「……はい」


クラスは大爆笑。


「やばw」


「ガチでやったぞあいつw」


ミナトは無言で教室を出た。



---


廊下。


ミナトは壁にもたれかかる。


(……まあ、こんなものか)


だが、五秒後。


「クク……フフ……」


「まだ終わっていない……闇は、ここにある……」


小声で続ける。


教室の中から笑い声が漏れる。


教師の怒鳴り声も聞こえる。


だが――


止まらない。



---


放課後。


空は曇り、雷が鳴り始めていた。


ミナトはスマホを取り出し、クラスのグループにメッセージを送る。


『明日――見せてやる。本物の力を』


『来いよ。校舎裏の山の近くに』


数分後――


「また始まったw」


「行くしかないだろ」


「ネタ確定w」


だが、何人かは不安そうだった。



---


翌日。


空は暗く、雷が鳴り響く。


クラスメイトたちは、校舎裏に集まっていた。


「マジでやるのかよ……」


「危なくない?」


ミナトはゆっくりと現れる。


黒い布で作ったマント。


自作の黒い剣。


そして――


狂気じみた笑み。


「フフ……フハハ……」


「ハァーッハッハッハッハッ!!」


笑いが止まらない。


空が光る。


雷鳴。


「我が名は――シャドウ」


「闇を統べる者……支配者なり」


誰かが叫ぶ。


「おいミナト、やめとけって!危ないぞ!」


だが、彼は止まらない。


「貴様らごときに――我を止められると思うなァ!!」


そのとき。


――ポツ。


何かが頭に落ちた。


「……は?」


手で触る。


「……は???」


鳥のフンだった。


一瞬、沈黙。


次の瞬間――


「はぁぁぁ!?ふざけんなコラァ!!」


空に向かって叫ぶ。


クラス全員、大爆笑。


「タイミング神すぎw」


「持ってるなコイツw」


ミナトは顔を歪めながら――


それでも剣を天に掲げる。


「……いいだろう」


「ならば見せてやる……」


「真の終焉を――!!」


雷が走る。


「I……AM……THE……ABYSS!!!」


その瞬間――


ドォォォン!!!


雷が直撃した。


ミナトの身体が震え、崩れ落ちる。


「え……?」


「……え?」


沈黙。


ミナトは動かない。


誰かが近づく。


「お、おい……?」


微かに、声がする。


「……くそ……鳥……あとで……覚えとけ……」


まだ生きていた。


クラス全員――


爆笑。


「まだ喋ってるw」


「不死身かよw」


ミナトは震える手で剣を持ち上げる。


「俺は……闇の……支配者……」


「……だ……」


ドォォォン!!!


二度目の雷。


完全に沈黙。


――今度こそ、終わった。



---


その後。


葬式。


遺影には、満面の笑みのミナト。


参列者たちは――


なぜか笑っていた。


「ほんと最後まであいつらしいな……」


「バカすぎるだろ……」


笑いながら、涙を流す者もいた。


誰よりも明るく、

誰よりもバカで、

誰よりも夢を語っていた少年。


黒金ミナトは――

笑いの中で、人生を終えた。



---


だが、その物語は――

まだ終わらない。



---


(……ここは?)


気が付くと、ミナトは闇の中に立っていた。


過去の記憶が流れる。


笑っていた日々。

バカなことをしていた時間。


それでも――


彼は呟く。


「……まだ終わってねぇよな?」


前方に光が見える。


「……なら、もう一度だ」


「今度こそ、本物になってやる」


光に手を伸ばす。


その瞬間――


彼の意識は途切れた。



---


新たな世界で。

新たな名前で。


闇の支配者は――

再び目を覚ます。



---


後書き


読んでいただきありがとうございます!

よければ感想やブックマークよろしくお願いします!



---

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
素晴らしいよ、ユウト。さらなる発展を期待してるね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ