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〜らぶ トモ〜 LOVE TOMORROW  作者: にのみやみのに
お手伝い編
93/139

らぶトモ 第89話 【国際交流するよ】

ーーというわけでーー


「どうだ?この宿の仲居スタイルだ」

「ぴったりのあったよ」

「お二人ともお似合いです」

「ハロハロ〜!私はミカエルね。この宿の仲居長だよですよ」

「ふむ、ミカ今日はよろしく頼むぞ」

「OH!オーナー泉水〜、ファンタスティックにハロワークしてくんなまし」

「に、日本語めちゃくちゃですね」

「はい、もう3年もやってるのに全く日本語上手くならないんです」

「ふむ。ま、それがお客に受けてるのだがな」

「そんなものなの?」

「YES、I、DO!そういうもんなのですよ〜」

「ふむ。頭痛くなるがスルーしよう」

「あはは」


 ここの宿の仲居ユニフォームは、彩り鮮やかな花で艶やかな雰囲気のユニフォームだよ。

 本手染めっていう着物で、すごく着心地よかったよ〜。


 基本宴会の準備に仲居さんは追われます。

 今回手伝ったのは、300人フロアの宴会場のセッティング。

 座布団を並べる。


「ほいさ〜!奈々殿!ラインぴったりかんかんで御座候」

「はい〜!ぴったりかんかんで御座候」

「アイアイさ〜!オーナー泉水!御膳を座布団の前に、レッスンアフタミー」

「??レッスンアフタミー?設置のことか?」

「さくら軍曹!ファミコンジョーズを知ってるかい?」

「スターソルジャーなら知ってますが?」


 なんでだろう?やらなきゃいけないお仕事と全く意味不明な指示出しなのにやることが伝わってくる・・・謎。


「ん〜〜〜料理楽しかったな〜ん?ンンンンんんん?3人ともその格好?」

「キャ!お兄ちゃん!」

「うう、兄上!」

「大吾様お疲れ様です」

「おおおお、プレジデントポリデント!ゴダイゴはあなたですかね?」

「ゴダイゴ?スリーナインの?」

「皇帝貴族のミカエルです」

「嘘言うな。ふむ兄上、ミカエルはうちの宿の仲居長なのだ」

「そうなんだ初めまして。そこの奈々の兄の大吾です」

「YESですから知ってますよ、ゴダイゴ」

「いやいや大吾だから。でもなんで俺のこと知ってんの?」

「私が教えております。ミカエルとはメールなどでこちらの近況などをやりとりしております」

「さくらはミカの一番の最終兵器物ですね」

「それやばい代物だから!親友ってことね」

「ふむ。ミカは全く日本語を覚えないのだ」

「そうみたいだね」

「でも明るくて、宿の人気者なんだってわかるな〜」

「確かに。美人だし、スタイルいいし、仕事もできるから仲居長なんだろうし」

「WAAAAAO!グッドテイストねゴダイゴ!貴様はなかなか見どことろのある戦闘員とお見上げおりましたぞ」

「ふむ、兄上のことを見所あると言いたいのだな」

「なんとなくわかったよ」

「泉水様、仕事も終わりましたので、遊びに行かれてはいかがですか?」

「ふむそうだな。ミカもういいだろ?」

「YESYES!どーもーありがとーね〜」

「ミカエルさんお疲れ様です」

「ふむミカまたな」

「では」

「ミカエルさん奈々がお世話になったね。またね」

「バイナラのおはようこんばんちわ〜〜〜」


「「あははは」」


 俺と奈々は苦笑いしかできないな。

 でも次は遊べるみたいだ。たっぷり楽しむぞ!


外国人の方が仲居さんとして働く人多くなってますね。


お気に召しましたらブクマ、評価などお願いします。

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