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〜らぶ トモ〜 LOVE TOMORROW  作者: にのみやみのに
学園生活編
71/139

らぶトモ 第68話 【手伝いに来たよ】①

少し誤字修正と加筆しました。

 屋上での頼まれごと(脅迫と厄介ごと)を承諾し、指定の場所に集合することになった。


「なんでこんなにいっぱい来てるんですか?この裏切り者!」

「お前が漫画の〆切が間に合わないって言うから、人数揃えてやったんじゃねえか!文句言うな!」

「でもでも〜!私の趣味がバレちゃうでしょ?」

「この際しょうがないだろ?それにこいつらは俺の友達と妹だから口止めも大丈夫だ」

「ええ!?どの人が妹さん?例のリアル「p@;@l@l@」

「黙れ!」


 こいつ、ガムテープで口塞がんといかんな。


「なに?お兄ちゃん?」

「き、気にするな奈々」

「な、なにこの可愛い子しかも巨乳!」

「きょ!??」

「それで?コントは終わったのか兄上」

「あ、兄上?戦国系妹?それに日本人形みたい・・・しかも小さいとは!完璧キャラ」

「せ、戦国系?小さいは余計だ」

「大吾〜、ここが同人誌制作場所ですか?すごいですね道具がほぼ揃ってますね」

「キタ〜!今回のメインキャラ!平等院太助さん!木村くんとの絡みがいつも秀逸!」

「大吾〜。森山翔子女史って相変わらずひょうきんですね〜。腐女子ペンネーム《3本目の足》」

「なんでそこまで知ってるんですか〜!」


 ペンネーム:3本の足〜?あからさまにホモ系大好きネームじゃねえか!


「ねえお兄ちゃん、3本目の足って?」

「え?あ、な、なんの意味だろうな?」

「奈々さん、それを知ることは大人の階段をのぼることになりますよ。その勇気がいります」

「大人の階段〜?」

「奈々3本目の足とはな・・・ごにょごにょ」

「ウンウン」

「ちょ、泉水ちゃん!それはまだ早いのでは?」


 あ、奈々が・・・だんだん・・・顔が・・・紅く・・・なって・・・。


「ふええええええ」

「ほら〜、顔隠してしゃがんじゃったし〜!」

「まあまあ大吾、いずれはわかること、それが早いか遅いかだけですよ」

「でもさ、太助〜」

「いつまでも純粋で・・・なんてのは幻想ですよ。というか、そういうことに対しては女の子の方が

 詳しい方が萌えですよ〜」

「俺の妹を汚すな〜!!」

「え?お、お兄ちゃん・・・みんなの前で俺の奈々だなんて・・・」


 部分文字変換されてるし〜!


「と、とにかく、森山の漫画を完成させればいいわけだから、みんな手伝ってやってくれ」

「木村くん・・・」

「も、森山さん・・・ですよね。お兄ちゃんがお世話になってます。妹の奈々です。私にできることが

 あれば言ってください。頑張ります」

「奈々さん」

「まあ、兄上の頼みだからしてやるのだ感謝せい」

「泉水さん・・・」

「クラスメイトがピンチですから、当然のことです」

「平等院くん・・・皆さんありがとうございます」


 全員に頭を下げてお礼を言う森山。ま、それなりにいいやつなのかも・・・。


「ところで木村くん」

「ん?」


 ヒソヒソ


「巨乳の妹と戦国系の泉水さん、どっちが本命?」

「は?何言ってんのお前」

「どう見ても2人は妹萌えポジじゃないですか(ポジション)」

「何言ってんだ?」


「お兄ちゃん、奈々・・胸が大きすぎてくるちいの・・・ああくるちい〜お兄ちゃんにおっぱいの

 マッサージして欲しいの〜。そしたら治ると思うの・・・」


 何言ってる?


「兄上・・・。今夜は私にお慰みをいただく日・・・奈々とは違い・・・感度は・・・。

 ああ、はしたない私に・・・お仕置きをして欲しいのです・・・」


 おい!やめろ〜!


「はあ・・・はあ・・・奈々さんと泉水さんと木村くんの3人で・・・って言うのも捨てがたい・・・ハアハア」

「ああ、もう先に進まねえ〜」


 やっぱ、引き受けなきゃよかった・・・。

妄想は止まりませんね。


はあはあしちゃうの大変です。


続きます。


少しでも面白いと思っていただけたらブクマ評価お願いします。

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