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〜らぶ トモ〜 LOVE TOMORROW  作者: にのみやみのに
学園生活編
67/139

らぶトモ 第64話 【しちゃったよ】

「んん・・・朝?・・・は!!」


 ガバッと起きた。布団なの中に入ったらそのまま寝ちゃったんだ〜。

 じゃあ昨日の晩は何も・・・なかった・・・。ふにゅう・・・。絶好のチャンスだったのに〜!

 奥手のお兄ちゃんがちょっと心が揺らいでたのに〜。

 はああ〜。久しぶりにお兄ちゃんの顔を胸で挟んであげて、ちょっとお兄ちゃんの反応がいつもと違うから

 ついにいつもより仲良しになっちゃうと思ったのにな〜。


 でもこの格好・・・さすがにアホな・・・。下着もつけないで・・・あ、パンツは履いてたよ。

 良かった。パンツ一枚なんてすごく大胆にしちゃたからな〜。


「お兄ちゃん・・・一緒のベッドで寝てる。かわいい寝顔・・・お兄ちゃん・・・奈々・・・。

 本当にお兄ちゃんのこと・・・す・・・なの・・・。奈々、何度考えても、ほんとバカだよね。

 兄妹なのに・・・。変態だよね・・・。でもね。本当に本当に奈々は・・・」


 奈々は、お兄ちゃんのこと・・・本当に・・・。

 寝ているお兄ちゃんを奈々は、優しく抱きしめ包み込む・・・。そして・・・。


「これは秘密だよお兄ちゃん・・・」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「お兄ちゃん・・・」

「奈々・・・」

「とうとう奈々とお兄ちゃんは、いつもより仲良しになったんだね」

「ああ、そうだ」

「ちょっと、あれだけど・・・奈々嬉しいよ」

「ああ、俺もだ」

「お兄ちゃん・・・」

「奈々」


「は!!」


 俺は見知らぬ天井を眺めた。何この厨二の目覚め方・・・。

 しかもさっきの夢落ち・・・。

 うわ〜〜恥ずかしい!バカじゃね?バカだな!バカすぎだろ!ばかやろ!バカバカバカ〜!!

 なんなの?なんなの?なんだよ!!なんだよ〜!

 最低の夢落ちだ。


 そうか、風呂に入って上がったらベッドに入ってそのまま寝たのか。

 昨日はだいぶ働いたな、疲れたんだな。


 ん?あれ?奈々がいないどっかいったのか?

 ぐるっと部屋を見渡したがいない。

 風呂の方にまわってみた。


「奈々だと?」

「お、お兄ちゃん!きゃあああ」

「ご、ごめん!」

「う、うううん、私、ジャグジーちょっとやってみたかったから、お兄ちゃんが寝てる間にって思って」

「あ、ああそうだったのか。すまないな」

「お、お兄ちゃん恥ずかしいから、あっち行っててね」

「あ、ああそうだよなごめん」


奈々の背中とか昨日ドレス着てるの見てるのに、真っ裸の、しかも風呂に入ってるってだけでなんでこうも見え方が違うんだ?

ほんのり紅くなった背中、水滴...色っぽく見えて仕方ないぞ!

仲良しになりたくてたまらなくなったぞ!

抑えろおれーおれおれおれー!


ーー奈々視点ーー


お、お兄ちゃん起きちゃったよ。やっぱジャグジーは音大きいよね。考えが行き届かなかったよ。これもリゾートのせいかな~。

お兄ちゃんが入ってきたらどうなるかと思ったけど、部屋に戻ってくれて良かったよ。心の準備できてないし。

でももし入ってきちゃったら...触られちゃうのかな...。ウキャーウキャー!


「奈々なに騒いでるんだろ?」

読んでくださりありがとうございます。


ちょっと大胆なお話にしてしまいました。


リゾートなのでいいですかね?


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