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〜らぶ トモ〜 LOVE TOMORROW  作者: にのみやみのに
学園生活編
64/139

らぶトモ 第61話 【リゾートで働くよ】

「へいお待ち〜!」

「特製海老マヨ焼きそば5人前でお待ちのお客様〜お待たせしました〜」

「お姉ちゃん今度はこっちに3人前ね」

「ありがとうございます〜お時間いただきますね〜」

「おお〜待つ待つ〜」


 くそ〜!あの客!奈々の胸ジロジロいやらしい目で見やがって!

 奈々も奈々だ。あの新しい水着、スッゲーかわいいけど、ちょっと布が少ない・・・。

 Tシャツぐらい着ればいいのに。

 しかし太助のやつめ!


「大吾がそこまでいうのであれば、旅行費のお礼として、MEのリゾートホテルでお手伝いはいかがでしょうか?」


 安請け合いしすぎた。こんなに繁盛するとは思わなかった。

 これじゃ正月休みもクソもないぞ。まああったかいとこに連れてきてくれたのは嬉しいけど。


「ねえお兄さん。お料理上手ね。お兄さんお仕事終わったらお姉さんたちと遊びましょう〜」

「はいはい、料理人は忙しいのでお断りしますねお姉さんたち〜。注文しないならおかえり願えますか?」

「あら〜ご挨拶ね。私たちはお客になりに来たのよ。特製海老マヨ焼きそば2つね」

「かしこまりました〜少々お待ちください」

「お兄ちゃん!とっとと作って!早く!」

「お、おう・・・めっちゃ奈々の顔怖い」

「はあ?なんか言った?」

「い、いえ・・・」


 なんか俺、兄貴としての威厳が下がってるよな・・・。

 

 まさか綺麗なお姉さんにナンパされるとは・・・俺モテ期?


「むううお兄ちゃんデレっとしちゃって」


「太助様、さすがでございます。あのような料理人スキルを卓越いているご友人がいるとは」

「まあね〜。大吾って料理スキルは10に満たない年からしてたしセンス最高ですからね〜。一度大吾のご飯を

 食べたことがあるからね〜」

「ご友人の能力を完璧に把握されての采配。お見事です」

「二条城さんがいてくれるから助かってるよ。これからも僕は大吾を育てて、いい男になってもらうよ〜。

 親友には将来僕のために働いてもらうよ」

「太助様、最近やられているMMORPGやりすぎです」

「あ、やっぱりわかっちゃった?まあ、将来の右腕になってもらうのは本当ですけどね〜」


 そんな思惑全然知らなかったけど、太助ってそんなに俺のことかってたのか・・・。

 嬉しいけど、太助の思うほど俺は優秀じゃないと思う。



少しでも面白いとおもってくださったらブクマ、評価お願いします。


続きます。

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