らぶトモ 第41話 【乗せちゃうよ】
乗せてみたいしみてみたい。
秋の夜長は、期末テストに近づくわけで。
奈々は中学三年生だ。
うちの学校はほとんどの生徒は、形式な筆記試験で高校に上がることができる一貫校だ。
しかし他の高校にチャレンジもできるので、猛勉強してる生徒もいる。
奈々はこのままうちの高校に上がる予定だ。
だがいくら奈々が勉強ができるといえど、テスト勉強をしないことはない。
「お兄ちゃん今日は奈々勉強するよ。一緒におこたで勉強しない?」
「おう。珍しいな一緒に勉強って」
「うん。やっぱり今季節は寒いし、ヌクヌクの部屋でのんびりしたいよね〜」
「はいよ。じゃあ夜食何食べたい?」
「鍋焼きうどん〜!お味噌味〜」
「味噌煮込みうどんな」
「そうそれ〜!」
「了解」
「じゃあお部屋かたしておくから、奈々の部屋でやろう?」
「いいのか?お前の部屋で?」
「ちゃんとお掃除しておくから平気だよ」
俺が部屋が汚いって思い込んでるって考えてるのかな?2回部屋のこと言ったな・・・もしかして、
そうなのか?まあ気にしないでおこう。女子には色々あると思います。
その日の学校を終了し、晩御飯の買い物を済ませて帰宅した。
「奈々〜ただいま〜」
「ふむ、お邪魔しておるぞ兄上」
「あ、泉水ちゃん来てたのか」
「勉強に誘われてな」
「一緒に勉強しような」
「ふむ。勉強については、奈々に教えてもらった方が捗るからな」
「奈々のいいところの1つだよな」
「うむ、そうだな」
リビングに戻ると、奈々がポテチを咥えていた。
「お兄ちゃんお帰り〜」
「ただいま。今日は体操着で帰って来たのか?」
「うん、寒くって」
「そうか。だいぶリラックスモードだな」
「えへへ。お兄ちゃん、先に奈々と泉水ちゃん部屋にいるね」
「おう。泉水ちゃんも晩飯食べるだろ?」
「うむ。ご相伴にあずかるかな」
「了解。3人分用意するな」
「頼む」
「楽しみだな〜」
2人はいつも通り、俺が料理ができるまで部屋で待っている。
今日の晩飯は、特製のハンバーグだ。
俺のハンバーグは、ヘルシー豆腐ハンバーグだ。
今日は食事の後に勉強するということで、胃に軽いもので力になるものをチョイスした。
「いただきマウス〜」
「うむ、いただこう」
「召し上がれ」
「パックンチョ!んんんんやっぱりお兄ちゃんの豆腐ハンバーグ美味しいな〜、ほっぺたトロッと落ちちゃうよ」
「ほほ〜、これはうまいな。和風ダレが絶妙だな。売っててもおかしくないレベルだ」
「2人とも褒めてくれてありがとうな。勉強のおやつにプリン作ったから食べてな」
「ほんと?これはますますやる気が出て来たよ!」
「料理に関しては兄上は、三つ星のサービスだな」
「あはは言い過ぎだ。食べたら勉強するぞ。俺も2年に上がるために大事だからな」
「また順位を張り出されたら、生徒会長が乗り込んでくるぞ」
「ひいいいやめ〜て〜!」
「泉水ちゃん、私もそれ冗談に聞こえないよ〜」
「2人揃って怯えるな」
あの会長の強引さはなかなかのトラウマだ。
「じゃあ洗い物終わったら部屋にお邪魔するぞ」
「うん、お兄ちゃんごちそうさま〜」
「兄上、ごちそうさまだ」
「はいよ〜」
さっと洗い物を済ませて勉強道具を持って奈々の部屋を訪れた。
大きな洗い物は料理中に片付けながらすれば後で楽だ。
「おう、入るぞ」
「は〜い」
「うわ、むわ〜ってしてるぞ?」
「ふむ。部屋の温度を高くしておいたのだ。ドアの隙間から冷たいのがくるから座ってると意外と冷える」
「なるほど。よっと・・・。確かに座ったらちょうどいい温度かも。あ〜、こたつは極楽だな」
「うん奈々おこた大好き」
「さて始めるか」
「ふむ」
「がんばろう〜!よいしょ!」
うぐ!!奈々お前その体制になっちゃうの?コタツで・・・。
奈々は俺の正面、泉水ちゃんは左。
【ニヤニヤニヤニヤ】 グハ!!い、泉水ちゃん!そのニヤニヤ・・・わかっててそのままなんだな!?
こたつの高さもちろん人は誰でも前かがみになるよね?
ましてや勉強だから両手がテーブルに置かれて、膨らみは寄せられますよね。
肘開くって思うでしょ?奈々はちまちま書く派なのですよ。
テーブルに胸は乗るし、脇が閉められてより盛り上がる。谷間がくっきり出ますよね?
それで奈々今気づいたけど、さっき体操着来てたのに、上着脱いでたよ。
半袖体操着で、盛り上がってれば必然にブラのあとが見えるよね。
目が離せないぞ。
泉水ちゃんにニヤニヤされてるのに、もう勉強どころではないぞ。
胸熱のDokiDokiだ。
「お兄ちゃん勉強しないの?」
「いやいやするよ」
「ふむ。気にせず勉強しよう」
くううう泉水ちゃんめ!!気にしないでいられるか〜い!!
見える鎖骨。
ゆさゆさの谷間。
薄れるブラ。
奈々の息遣いで上下。
なんなのこの最強のお胸は?
結果、問題集は10ページほどで、
「よし私はそろそろ帰るぞ。奈々勉強教えてくれてありがとうな」
「うん、泉水ちゃん気を付けてね」
「送ってくよ」
「うん、お兄ちゃんよろしくね」
「ああ、じゃあ行こうか」
家を出てしばらくした時、
「今日はだいぶお得な視界だったな」
「ぶ!!泉水ちゃん意地悪だな」
「意地悪なぞ言っておらんぞ。事実だ」
「ま、まあそうだけど」
「この寒い外でも、我と別れたとの帰宅中に思い出せば寒くないだろうな」
「コメントのしようもない」
絶対思い出すもんな・・・。
「今日も寒くなる風邪には気をつけるように」
「そっちもな」
「では私はここで。さらばだ」
「おうまた学校でな」
泉水ちゃんを無事に送り、帰宅。
「奈々〜・・・ん?無言?」
ドアを開けたら、
「スヤスヤ」
寝てた。
俺は奈々をベッドに寝かせるために持ち上げて引っ張る。
ペロン!
おお神よ!!
捲れた体操着の裾からおへそが見えます!
妹思いのお兄ちゃんにご褒美ですね。
ラッキーすけべの神様・・・・絶対いる。
「よいしょ」
「う〜〜〜ん」
「ぐええええ!!」
なんとベッドに乗せた途端に寝ぼけた奈々が俺を締め付ける!
しかも胸の谷間に俺の顔が挟まりました〜〜〜!!
久々の奈々抱きつきだ〜〜〜!!
理性が〜〜理性が〜〜〜!!
その夜はもちろん寝不足で目覚めることになりました。
寝れないよね絶対。
至福なのだが、地獄を体験してます。
奥手な方はこんなことありませんか?
ギュウウってするの・・・反則です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
よければブクマ、評価お願いいたします。