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徒然怒る  作者: きじとら
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㊴職場の強要


 PHPの脆弱性が話題だね。

 私はPHPは知っているが、どちらかと言うと、「職場の教養」という本を思い出す。

 

 最初に勤めた会社で、朝礼の度に交代で読まされていた記憶がある。

 倫理研究所というところが発行している、非売品の冊子である。

 

 まあ、内容ははるか昔のことなので忘却の彼方なのだが、要は道徳の本みたいなもんだったと思う。

 

 ちなみにその会社は「バンドメンバー」を募集していた会社である。

 若い社長さんだったからね。

 二代目として苦しんでいたんだろうと察する。

 

 その二代目社長さん、道徳の押し売りだけに飽き足らず、自己啓発セミナーに社員を参加させる始末。

 

 基本は全社員参加だったのだが、今でも怪しいセミナーである。当時はもっと怪しい。

 なので、かたくなに拒否した社員も大勢いた。

 

 ちなみに私は割と早めに受けた。

 イヤな事はとっとと済ませるに限るからね。

 

 そして、私の生い立ちを生かして、セミナー講師というおばさんを泣き落とし、必須の野外活動も宗教を使った回避策で乗り切る。

 それらの出来事を本にされたが、私は何も言わないでおいた。

 

 昔から私は「ズル」をするのが得意なのである。

 ただのズルではない。

 知恵を使ったズルなのだ。

 

 いわば私は現代の一休さんと呼ばれていてもおかしくはない。

 世が世ならサンキューさんと呼ばれていたかも知れない。

 

 あ、それだとお笑い芸人のギャグになってしまうので、NO サンキューさんにしておきますね。

 

 さて、再び職場の教養である。

 

 職場と言っても、若手からロートルまで多くの世代がいる。

 特に私は二十歳そこそこで入社したのだが、最高齢には六十代オーバーがいた。

 

 今の時代では六十代なんてまだまだ現役扱いだが、当時は定年が五十とか五十五とかなんだぜ?

 

 要は他の企業をリタイアした人をかき集めて、戦力に使っていたわけだ。

 それもただの戦力じゃない。

 

 大手とは言えないがそれなりの銀行出身、現在でも世界で建設機械を売りまくっている企業出身。

 また、中途入社の社員も経歴が豊富だった。

 

 今ではさっぱり売れなくなってしまった大手ディーラーの営業、最近では名前を見ることがない化粧品メーカーの営業、金持ちのボンボン、何をしてたんだかわからない面々など多種多様であった。

 

 そりゃあ私ぐらい経歴がない人物でも雇ってくれるというもんだと、後になって思ったものである。

 

 というわけで、職場の知識も常識もてんでバラバラ。

 それを一つにしなきゃいけない。

 

 あ、そうそう、二代目社長さんは現在も立派なメーカーとして活躍している企業出身である。

 

 当時は最新の経営理論、営業方式、企業理念を抱えて親父さんの会社を継いだのだ。

 

 だが、そんなのを理解する人など一人もいない。

 

 職場の教養も怪しいセミナーも、それを打破するために、共通体験を作りたかったんだろうね。

 

 だけどさ、そういうもんじゃないんだよね。

 人を使うってのは。

 

 私はこれまでに何人かの社長の下で働いてきたが、皆孤独だったね。

 孤独が故に道を誤るひとばかりだった。

 

 私はそうなるまいと誓って、一人でやっている。

 人の人生に責任をとることはできないよ。

 

 今では悪名として扱われているけれど、アットホームのような職場が私はいいと思う。

 できるなら、その人の特性を生かし、スキルを育て、より良い方向へ進んで行けるよう手助けする。

 それが親というか、家族として責任を持って見守ってあげたいという気持ちになる。

 

 だけど、やっぱり怖いさ。

 

 人の考えていることなんてわからないからね。

 

 私は職場で「何をしろ」と強要するより、自分で動いて欲しいと思っている。

 セミナーへ行け!

 本を読め!

 そんなの社員の勝手だよね。

 

 そもそもセミナーに行ったからって、全員が全員良くなるとも限らない。

 そもそも会社にとっての「良くなる」と社員の人生においての「良くなる」って、割と相反するんじゃないかとも思うからね。

 

 社員は休みたい。高い給料が欲しい。

 会社は休ませたくない。たっぷり残業しても残業代は払いたくない。給料は安くしたい。

 

 最近では社員も強くなりつつあるよね。

 悪いことではないと思うけどさ、お互いが良い感じで付き合えたらいいと思うんだけどね。

 

 人生ってなかなかうまくいかないもんだね。

 

 

〔おまけ〕


 こっちを本題にしようとも思ったんだけど、燃えそうだからね。

 簡単に書きとどめることにする。

 

 移民は別にいいよね。

 その国が好きだ、その国の人間になりたい。

 好きがスタートなら大歓迎だよね。

 

 でもさ、別に好きでもないし、その国のルールは守らない。

 何のためにその国に来るんだろうね?

 

 俺たちの国ではこういうルールだ。

 だからこの国でも同じルールにしろ。

 それを認めないのは優しくない。

 

 何を言ってるんだろうね?

 

 私は純粋にこの国が好きな人は大歓迎だ。

 お金が理由であっても、日本語を学び、日本のルールを守ってくれるなら良いと思う。

 

 だけど、日本の制度だけを利用し、日本に損失を与える人は「好き」ではないと思うよ。

 嫌いだけど、日本の邪魔ができるから来るんじゃないかな?

 

 もう一つ。

 マスコミは言わないけどさ。

 

 これって現代の十字軍なんじゃないかな?

 

 自分たちのルールに従え、という考えをもった人たちの侵略戦争に思えるんだよね。

 

 どうやって守ればいいんだろうね。

 専守防衛したいよね。

 

 

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