【22】悪役を書いている時が一番楽しい
ものすごく良くない気がするのですが、主人公のターンより、
悪役のターンを書く時の方が楽しいです。
一寸の虫にも五分の魂があるのですから、悪役といえど人なので魂バリバリにあるわけです。
(解釈違い)
正しい人を書くのはある意味息苦しさもあります。
あまり正義感を全面に押し出した人物造形をしてしまうと、
薄っぺらくなりがちな作者です、正しい人を書くのが苦手です。
人類を『良い人』と『わるもの』の2つに分けると、
私は『わるもの』に入るからでしょうか。
悪人の悪人たる理由を、ネチネチと書きたいのです。
「善」を軸とする人物を主人公にするからこそ、「悪」が存在するので、
試しに序盤で主人公を消せば、悪人の「悪」部分も消えてしまいます。
悪人の存在は主人がいてこそなので、その哀れ感もあります。
主人公をうまく書けないと、悪人も輝けない。
でも100%主人公が正しい、とする物語は私は面白く感じないのです。
悪人に「まあそういう過去があるならしょうがないかーだめだけど」という過去を書くのも、単なる自己中心的な人物として書くのも楽しいのですが、やはり一番は「過去を背負った悪人」です。
ざまぁで退場するまでに、読む人を惹きつける悪人が書きたいです。
「足枷令嬢」に出てくるシャーリドの第二王子ガズワーン。
イクバルという正妃から生まれた優秀な嫡男である兄の、すぐ下の弟で側室から生まれている。
その母である側室からも愛されていなかった。
『光と影』の対比は大好きです。
ガズワーンの幼少期から亡くなるまでの話が頭の中にあります。
ジャンルはヒューマンドラマになりますね。
母である側室の鬼畜なセリフとか浮かんできます。
いつか、いつか書きたいです。




