【17】投稿を始めたきっかけ
2022年の夏にコロナに感染しました。
医療体制が1番逼迫していたと言われる第7波の頃です。
過去に、2か月の間に
インフルA ➤ インフルB ➤ マイコプラズマ肺炎と連続して罹ったことがあったせいか症状が酷く「中等症」と診断されました。
病院には空きがなく、自宅療養すること3週間。
毎日冷水麺のうどん数本と西瓜しか喉を通りませんでした。
それまで楽しんでいたあらゆるコンテンツが灰色になりました。
何をしても楽しくない。
本も読めずゲームに割く体力もなく、テレビはニュースのみ。
仕事に復帰しても往復するだけでやっと、脳みそが死んでいたなと思います。
何もできなくなって何も楽しくなくなった時に、なろう小説を読みました。
ぼんやりスマホを見ていた時に、何故か開いて。
急に頭の中に色が戻ってきました。
華やかなな宮殿でくるくる踊るドレスの花。
『戦争は他国に任せ、汝オーストリアは結婚せよ』の言葉が頭で点滅しました。
ハプスブルクの1番好きな頃です。
そのイメージだけで1つの話を一気に書きました。
イメージは横に逸れまくり全然まったくカケラもハプスブルクじゃない話。
実際書いてみると、一瞬しか華やかなドレスの場面は出てきませんでしたが。
ミステリーや東西問わない歴史モノを読んで、長年溜め込んでいた何かが文章になりました。
溜め込んだといっても何かに使おうとしていたのではなく、ただ庭のバケツに雨が溜まっていくようにそこにあったものです。
ボウフラも湧いていたかもしれないそこから、異世界恋愛小説を書くようになりました。
人生何があるか分からないと実感しています。
コロナの病床で世界がモノクロームになって、瞼の裏ばかり見ていた。
そこに色が戻ってきたら異世界恋愛を書き出すなんて予測不可能。
歴史モノは何でも好きでした。
日本史も世界史もなんでも。
7万字は砂の国が舞台ですが、日本で言えば鎌倉から大正までをカバーする
オスマン帝国の香りを少しでも書ければいいなと思っています。
ただ私の頭は穴あきバケツなのか、わりと流れていってしまいます。
イメージと浮かんだ色の雰囲気だけで98%はプロットを立てずに書いています。
バケツの修復が先のような気がしています。




