3人目の婚約者
王様からの褒美として、来人の目の前に現れたのは、天使のように可愛いい女の子。ルイズ・ファーレンガルトだった。
「て、天使だ。天使が降臨した。」
「来人様!?だ、駄目だわ。完全にルイズ様しか見えてないわ。」
「うわっ!本当だわ!完全に目がハートになってるわ!」
「・・・・どうしましょう?予想外の反応なのですが、お父様?」
「うむ、儂もここまでとは思わなかった。まぁ、ルイズが世界一可愛いのは事実だが。」
「恥ずかしいので、それは黙っててください。とりあえず、来人さんには正気に戻ってもらわないと。」
「あー、それなら大丈夫よ。・・・ふんっ!」
「ぐはっ!」
ルイズが困っていると瑠奈が来人に腹パンをお見舞いし、正気を取り戻させた。
「痛いなぁ、手加減してよ瑠奈。」
「仕方ないでしょ?それより、あっち。」
「あ、うん。そこの天使さん・・・・もといルイズさんがどうしたんですか?」
「ん?そなたの婚約者にすると申したのだ。聞こえなかったか?」
「・・・・はい?何故です?」
「王国としては、コレからも勇者殿と関係を持っておきたい。だからこそ、婚約者である来人の婚約者にルイズが選ばれたのだ。ライゼクス家の長女が婚約者にいるとはいえ、王国としては、王家の者をそなたの婚約者にしたいのだ。」
「で、ですが、それでは突然すぎるというか・・・。」
「・・・・来人さんは、私がお嫌いですか?」
「いえ、婚約しましょう。今すぐに。」
ルイズが泣きそうな目でこちらを見てくるので、すぐに考えを変えた来人。可愛いは正義。勝てません。
「ありがとうございます、来人さん。これからよろしくお願いします。」
こうして、3人目の婚約者を迎えることになった来人。男1人で女の子4人と旅をしなければならないと思うと胃が痛くなる来人だった。




