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魔物倒せばドラゴンに当たる

今回はかなり長いです。少し、読みづらいかもしれないです。

 魔物を含めた敵軍が撤退し始めたので、それを追撃しようと来人達は合流した。

 「お疲れー。来人達は大丈夫だった?」

 「はい、私は南の方に行きましたが、魔物はほとんど西と東の方に集中していたようで発見できませんでした。その代わり、帝国兵がいらしたので殲滅しておきました。」

 「うん、お疲れ。ベータは強いの知ってるし、瑠奈は勇者やってたらしいからあまり心配はなかったんだけどね。・・・・・アイリーンのその格好はなに?」

 来人は走りながら、ベータ達の報告を受けていたがアイリーンのプリティア・アイの姿のことを聞かずにはいられなかった。

 「この姿ですか?これは、美少女戦士プリティアの戦闘服だとベータ様から聞いています。この服だと瑠奈様に匹敵する身体能力と必殺技を得られるそうです。おかげで、アニメで見たあの女の子のように活躍できます!」

 「・・・・ベータ、あとで話があるから。」

 「あの完成度に関する褒め言葉であるのなら、喜んで。」

 「説教だよ、この野郎。」

 そんな事を話ながら、走っていると突然、もの凄い光量が来人達を襲った。

 「ま、眩しい!目が!目がやられたー!」

 「瑠奈、落ち着いて。ただ眩しいだけだから。」

 「瑠奈様、サングラスが必要でしょうか?用意しておりますが。」

 「めっちゃ用意良いな。てか、もう掛けてるじゃん。」

 「来人様!?アレを!」

 瑠奈が目を押さえてのたうち回っている時に、アイリーンが見たものは周辺の建物よりも遥かに大きいドラゴンだった。

 「ド、ドラゴンか。なんで、こんな化け物が突然現れたの?ベータがサーチした時、いなかったよね?」

 「はい、間違いなく存在していませんでしたよ、マスター。しかし、なんらかの手段で召喚、変身することは可能だと思います。周辺に敵兵がいないことから変身した可能性が高いと思います。」

 「来人様、来ます!」

 「グォォォォォァ!!!!!」

 グレリックであったドラゴンは、理性を失いながらも来人達を狙い、攻撃を開始した。

 「目が、目がぁぁぁ!くそぉぉぉ!よく見えないから戦えないじゃない!」

 「それなら、私が行きます!喰らいなさい!プリティア!マックスシュート!」

 目のダメージから回復しきっていない瑠奈に代わり、プリティア・アイことアイリーンが必殺技を放ったが、ドラゴンには効かなかった。

 「グルァァァァァ!!!!」

 攻撃を喰らった瞬間に反撃を始めたドラゴンに防戦一方となってしまった。

 「こ、これはマズイかな。アイリーンの必殺技が全く効いてない。俺の武器もダメージを与えられるかどうかだな。」

 「では、リミッターを解放しましょう。マスターなら使いこなせるでしょう。準備をお願いします、マスター。」

 「リミッター?そんなのがあるの?」

 「はい、説明は省きますが、リミッターを解除すると通常の性能を30倍以上の出力が出せますがクールタイム中は木刀以下の性能になりますのでご注意下さい。」

 「え?木刀以下?それって、ヤバくない?」

 「ファイトです、マスター。攻撃をばずしてしまうと大ピンチになりますので頑張ってください。」

 「うわっ。マジで俺に突貫してこいって言ったよ、この従者。」

 「マスター、行ってらっしゃいませ。」

 「はぁー、分かったよ。行ってくる!」

 ベータのかなり危険そうな作戦に渋々乗った、来人はドラゴンに突っ込んでいった。

 「リミッター解除!コード・エクスキャリバー!」

 『リミッター解除、コード・エクスキャリバー発動します。』

 来人の持つ武器が輝き始めたと思ったら、突如大きく刀身が伸び、光輝く巨大な剣となった。

 「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 「グォォォォォァ!!!!!」

 突撃してくる来人に対して、ドラゴンはブレスで対抗していたが、その均衡はすぐに傾き、ドラゴンは光輝く剣に一刀両断された。

 「はぁぁぁー、疲れたー。死ぬかと思ったー。」

 ドラゴンが倒れてすぐに来人は地面に寝転がった。

 「お疲れ様でした、マスター。カッコよかったです。録画したので、編集してお渡ししますね?」

 「そ、そんな気遣いは無用だよ、ベータ。」

 「え?私は欲しいわよ?ベータ、よろしくね?」

 「私も欲しいです!来人様の活躍がもう一度見たいです!」

 「承知しております。私の全力を持って編集させて頂きます。」

 「・・・・・もう好きにしなよ。」

 頑張ってドラゴンを倒したのに、何故こんなに悲しいのだろうと考え始めた来人だった。

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