人物設定・黒羽 蘇芳(挿絵あり)
ポストヒューマン魔術師(=法術師)。
第1広域空間群・第12空間
一級法術師
根鈴の師。
BMI連接済み。
▶性格
正義感・共感性が強い
▶能力
空間開闢(超光速許容空間)・超光速仮想粒子
捕捉:ただしこれらは独学で習得した一級法術師の枠を超えた「管理者級」の術式。
原子オーダーベクトル干渉・プラズマ限定で(素粒子オーダー)操作可能
▶活躍
根鈴との関係:
良好な師弟関係。
教育中の一幕を「設定集」の序盤・Q&A形式説明として描写。
黒羽反逆事変:
一級法術師として第12空間に所属し、穏健派法術師・根鈴の師として活動していた。
かつての学園襲撃事件で、ADRIによる砲撃により根鈴が重傷を負い、彼女を守れなかったことが転機となる。
以後、法術師連合の無策に失望し、独学で禁忌の空間開闢術式を会得。
法術師連合を離反し、ADRIへの単独報復を開始する。
その過程で向精神薬への依存を抱え、理性と感情の境界を曖昧にしたまま戦い続ける。
神坂との戦闘で敗北し、記憶と心を暴かれた後に逃走。
連続転移の末に第2空間へ漂着し、準空間管理者・南下彊に救出される。
南下の提案により、黒羽を中心とした小規模反乱軍が結成。
糸代・三淵・古俣らが参加し、「法術師連合への反旗」を掲げる。
初戦では空間管理者REFと交戦。
非正規開闢による異空間戦闘で一時的に優勢を取るが、最終的にREFが撤退する形で決着した。
以後、黒羽は「禁忌を侵した法術師」として法術師連合の監視対象となる一方、
その異常な空間操作技術と戦術眼は、
“個として管理者級に最も近い男”として恐れられる存在となる。
「これは償いでも救済でもない。ただ、“意味”のある死にしてやる。それだけだ。」
「来るなら来い。空間管理者たちよ」




