51.胆力
やり過ぎた······?いや、ここのモンスターは強いからこれくらいしないとな、うん。BPもSPもずいぶん減ったな。能力値が随分強化されたから、勝手が分からないかもしれない。それに、もうそろそろ暗いな。一旦帰るか。
「テレポート」
視界が塗り替えられて行く。初めて使うが、なかなか奇妙な感覚だ。
「おー戻ったんかいな。どやった?」
村に戻ってすぐに声を掛けられる。
「確認した限りでは、ウルフ種はウルフ·リーダーまで、ゴブリン種はウィザードまでいました、おそらくゴブリンは、キングかロードが発生しています」
俺の報告にサーと聞こえてきそうなほど滑らかに青くなるベアルさん。顔が青くなる人始めてみた。スゲー。青いっていうか蒼いけど。
「た、大変やんか!ギルドに応援たのまんと!あんさんそんな危ないとこいって何でそんな落ち着いとんねん!」
「いやー、キングなら倒したことあるんで、今さらかなーって」
ロードは知らないが、キングならカマイタチで終わりだ。
「あ、あんた、Eランクやのにごっつ強いねんな······ああ、それなら、今から頼む応援の人らともう一回行ってくれんか?そんな何人も頼むお金ないねん」
「ええ、良いですよ。今日は泊まらせて貰います」
「ありがとうな、早かったら明日にでも応援来るやろうし、しっかり休んどいてな」
「はい、了解です」
「いらっしゃい、泊まりかい?」
恰幅いいおばさんが聞いてくる。
「泊まりで」
「はいよ、500パルだ。夕食はどうするんだい?」
たっか、安らかな眠り亭100パルだぞ?払えるけど。
「今日はもう寝ます」
「分かった、いい夢見なよ」
代金を払い、部屋のベッドに倒れこむ。今日は疲れた。
「ふわぁ···もう、寝る、か······」
抗い難い睡魔に襲われ、意識を落とした。
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