エピローグ
「エリクさん、ですね。アレドリア王国から、ですか。ご苦労様です。アドラー商会さんの積荷、アプレですね。積荷、確認させてもらいますね。」
「はい、お願いします。」
「積荷、問題ないですね。それでっと、離都予定は、10日後で、乾燥薬草を持ち帰りですね。ゆっくり疲れをとってくださいね。」
「はい、温泉に浸かる予定です。」
「それはそれは、良いと思います。はい、書類は問題ありません、これで確認完了です。ようこそ、ソルティラ王国・王都ブラソンドへ。」
「ありがとうございます。では。」
「う〜ん、久しぶりのブラソンドだ。相変わらず賑わってるなぁ。さっさと積荷を下ろして、カズーケ湯治場でゆっくり温泉に浸かろう。」
「報告書、受け取りました。ご苦労様でした。お馬さんたちは、こちらでお預かりしますね。お返しは8日後になります。」
「わかりました。どうか、よろしくお願いします。」
「はい。エリクさんも、どうぞごゆっくりなさってください。」
「ありがとうございます。では。」
国越えをした場合、移動に使用した馬は、かなり疲弊しているため、移動先の国のギルドの主導で、馬の疲れを取るための放牧が義務づけられている。その期間は、移動距離によって設定されている。これも国家間協定で規定されていること。その間、馬引きも、疲れを取るための自由行動が許されている。
「さてっと、行きますか。温泉、温泉。」
(完)




