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エピローグ
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今度は捕まったのね。
前の世界では、事故として処理されてしまったけど。
でも私は確かに見た。
走り去って行くセーラー服の後ろ姿を。
あの子が私の親友を階段から突き落としたんだ。
「その小説面白くなかったかい?」
「え?そんなことないわよ。面白いわよ。犯人が誰か考えていたの」
「それなら良かった。・・・・そういえば、あの日の用事は済んだのかい?」
「?」
「ほら、あの日の朝、ダイアナに用事があるって言って、急に下級生の教室がある方へ走り出したじゃないか」
「用事ね・・・ええ、済んだわ。大丈夫。もう心配することはなくなったわ」
「そうか、それは良かった。おっ、晴れてきたな。ヘレン、読書はまた後にして散歩にいこう」
「ええ、いいわね」
私は、ダイアナ様からいただいた可愛い栞を本に挟んで、ゆっくりと立ちあがった。
(了)
お読みいただきありがとうございました。




