いろんなとこのコネが私に集中してないか?
クラレンドたちには、若返りのことは伏せて、魔国の王族の子供を産むことになったことと、竜の意匠をもらったとクラレンドたちに報告した。そしたらみんな目を剥いた。フィーユは特に信じられなかったみたいだ。
「いいの!? 結婚もしないで子供産むなんて!」
「男性との結婚に興味はないですが、自分の子供が欲しくないわけではないので」
嘘は言っていない、女性との結婚には興味がある。
フィーユはため息をついた。
「結婚と子供ってセットだと思ってた……」
「こちらの世界では別にセットではないですよ、子供を持たない選択をした夫婦は普通にいますし」
「へええ……」
話の流れ的に、フィーユはあんまり子供望んでなさそうな言動なので、ティースタがしゅんとなっている。まあ……まずあんたは気持ちを伝えるところからだよ。
クラレンドが私に聞いた。
「その、あなたは妊娠と出産は負担がかかるから、それを引き受けてもいい男性と、と言っていなかったか?」
「精子提供だけなら、相手の人生背負いませんから。それに子供の成育環境は保証されてますし。男性と結婚するのに興味はないですが、お金と時間が許せば自分の子供欲しいなと思ってはいたので」
今の環境ならどちらも手に入る。まあ、全ては呪いをどうにかしてからだけど。
クラレンドは「そ、そうか……」とあんまり飲み込みにくかったようだ。
檜山さんにも事のあらましを伝えたところ、腰を抜かしそうな顔をしていた。まあ、これで私、魔国とのコネにもなっちゃったもんな……。




