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私が勇者だったって絶対バレちゃいけないんですけど  作者: zingibercolor
2章

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いろんなとこのコネが私に集中してないか?

 クラレンドたちには、若返りのことは伏せて、魔国の王族の子供を産むことになったことと、竜の意匠をもらったとクラレンドたちに報告した。そしたらみんな目を剥いた。フィーユは特に信じられなかったみたいだ。


「いいの!? 結婚もしないで子供産むなんて!」

「男性との結婚に興味はないですが、自分の子供が欲しくないわけではないので」


 嘘は言っていない、女性との結婚には興味がある。

 フィーユはため息をついた。


「結婚と子供ってセットだと思ってた……」

「こちらの世界では別にセットではないですよ、子供を持たない選択をした夫婦は普通にいますし」

「へええ……」


 話の流れ的に、フィーユはあんまり子供望んでなさそうな言動なので、ティースタがしゅんとなっている。まあ……まずあんたは気持ちを伝えるところからだよ。

 クラレンドが私に聞いた。


「その、あなたは妊娠と出産は負担がかかるから、それを引き受けてもいい男性と、と言っていなかったか?」

「精子提供だけなら、相手の人生背負いませんから。それに子供の成育環境は保証されてますし。男性と結婚するのに興味はないですが、お金と時間が許せば自分の子供欲しいなと思ってはいたので」


 今の環境ならどちらも手に入る。まあ、全ては呪いをどうにかしてからだけど。

 クラレンドは「そ、そうか……」とあんまり飲み込みにくかったようだ。

 檜山さんにも事のあらましを伝えたところ、腰を抜かしそうな顔をしていた。まあ、これで私、魔国とのコネにもなっちゃったもんな……。

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