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癒しの水。いや、凶器です!!!

しかし、ウォータージェット切断かぁ、

だが、アレって、あんなにスパって斬れるんだったか?

もっと時間が掛かったような?

はて?


『それは、あの放出方法が特殊なのです。

 だからです』


アドバイザーさんが、そのようにな。

どゆこと?


『実は通常のウォータージェット切断は、高圧で水を押し出しているだけなのです』


いや、アレって、そう言う物だよね?


『そうですが、ダリル殿が放った水流は違います』


はぁ?


『あの水流は螺旋状に回転しつつ放たれた水流であり、巻き込まれた砂が微細に振動しつつ水流に乗って流れております。

 超振動刃とチェーンソーを合わせた感じでしょうか?


 さらに電撃が流れており、水流は高熱化してもおります。

 超圧縮にて放たれた熱湯が高電圧を纏いつつ、超振動した砂を巻き込み螺旋状に飛翔していた訳です。

 切れ味もですが、当たっただけで無事には済みませんね。


 なお、ダリル殿は意図して行ってない模様。

 ある意味、天然なのでしょう。

 恐ろしいですね』


いや、マジで怖いわっ!


そんなん思っていると確認のためか、倒した木を切り刻んでいたダリルさんがな。


「ふむ、思うように動かせるし、複数出せるな。

 それを束ねることで、威力を上げるけとも可能。


 しかし、思った以上の威力だ。

 だが、コレならば狩りにも使えよう」


軽く、そんなことをな。


したらパルマさんが。


「ちょっと!

 何したのよっ!

 こんなことが出来るって、聞いたことも無いんですけどっ!」


詰問するようにな。

問われたダリルさんなのだが、不思議そうにな。


「いや、水晶石から水を出し、風晶石で圧縮しつつ水を飛ばしただけだが?

 まぁ、それだと上手く行かなかったため、晶石を操るのに体内雷晶石を使っておるのを考えたのだ。


 つまり、雷晶石を補助に使えば、制御可能かとな。

 どうやら考えは正しく、先程のように細い糸のような水流となった。


 ま、木を切り倒せるとは、思わなんだがな」


わー

本当に意図せずに、軽い感じでヤッてたんだなぁ。

マジですか?


「ちょっと待ちなさいよっ!

 アンタ、3つ同時に晶石から放出したの?

 しかも意図した感じに?


 え?

 そんなん聞いたこと無いし、同時に複数の晶石って、操れるのぉ!?」


パルマさん、大混乱。


「出来るかどうか、試してみれば良いわさ」っと、サーマさんが。


「それもそうね。

 ちょっとしてみるわ」


パルマさんも川にて晶石を得ている。

ちゃっかりサーマさんから革袋を借り受け、複数確保したみたいだ。


その際の話しになるのだが、放術へ適合した狩人達がな。


「ヒョー

 コレ全て晶石なんだぜ!

 売ったら、大金持ちやんね!」っと騒いでおったのだがな。

サーマさんに。


「アンタらさぁ、里を離れて暮らすのかい?」


そう問われることに。

なので不思議そうにな。


「いや、なんで、そうなる?

 たんに晶石を売るだけだろうに?」って、不思議そうに。


したらサーマさんが呆れたようにな。


「確か晶石って、村で売買してないんだわ。

 町も厳しいと思うね。

 街か、他国じゃないと、売れないんじゃないかねぇ。

 パルマさん、どう思う?」


そんな風にな。

話しを受けたパルマさんがな。


「そうですねぇ。

 この国では売れないかも。


 物は買う人が居るから売れるんです。

 この国では、放術師が少ないみたいで、晶石を扱っている店は珍しいかと。

 その店も仕入れは他国からみたいでしたし、伝手がないと引き取って貰えないでしょう。


 最近は晶石牧場が営まれ、安定供給され始めています。

 供給が不安定な天然物は、ルートがシッカリしてないと売れないでしょうね」


新事実を突き付けられ、ガッカリする狩人達。

水晶石にて飲み水の確保などの有用性は分かる。

だが、狩人達にとっては、それほど有用にはな。


水は水場にて得られる。

また、水を溜め込む蔓や樹木からもだ。


焚き付け時に風晶石で風を送り、火の勢いを。

いやいや、そのようなことをせずとも、火は日々扱っていおり、そのために希少な風晶石を使うなど。


そう考えると売るしか無いが、それがダメ。

で、ガッカリしておるところに、ダリルさんが放術で木を斬り倒した訳だ。


パルマさんの試みに、熱い視線が!


「なんかさぁ、ヤり難いんですけど?」


うむ、とまどっておるなぁ。

まぁ、頑張れっ!

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