42話
入学式の後、僕はAクラスの教室に来ていた。
担任の先生に案内され教室に着いた。
教室に行く途中には訓練所や実験室などがあった。
そして教室の椅子に着くと最初に口を開いたのは担任だった。
ちなみにこの学校では生徒の立場がどうであれ全員平等となっている。
そして相手が王族だろうと教師達は特別扱いしてはいけないことになっている。
「俺はアレン=セルフ、35歳だ。今日から君らの担任になる。よろしくな。」
アレン先生は気さくに笑った。
先生は厳しそうな見た目だが目の奥では優しそうだ。
「じゃあ、自己紹介していけ。お前からな。」
そういって指名されたのは試験場が同じだった女の子だった。
「ソフィア=フォン=アースドです。回復魔法と攻撃魔法が得意です。よろしくお願いますね。」
彼女はアースドと名乗った。
つまり彼女はアースドの王族だろう。
順に挨拶していく。
そして次は試験場が同じだったもう1人のは男の子だった。
「オレはレジラ。平民だ。補助魔法と剣が得意だ。よろしくな。」
2人とも優しそうな人だった。
その後も順番に自己紹介をしていき最後は僕だった。
「シンヤ=ウェントです。攻撃魔法と剣を使う魔法剣士です。よろしくお願いします。」
僕がそういうと少しざわざわしたが先生が「静かにしろ!」と一喝したことで次第に治った。
やはりラウレスとの戦いが噂になっているのだろうか。
「これで全員だな。今日は解散だ。ちなみに俺のクラスでは毎年、交流会をしているのだがくるやつはいるか?」
先生がそういうと僕やソフィアさん、レジラ君も手をあげた。
人数は大体4分の3の十五人程度だった。
「どこでやるんですか?先生?」
「そうだなぁ。誰か家に来てもいいというやつはいるか?」
この学校は誰かと共に住むのが珍しくない学校だ。
僕もそうだが同じ家の者に許可を取らないといけない。
全員が同じクラスなんてことはないだろう。
「オレ、家が食堂なんで大丈夫ですよ。」
そういったのはレジラ君だった。
実家が食堂なら皆、文句はない。
「決まりだな。よし、誰かと帰る約束をしている者は言いにいってこい!」
先生がそういうと皆頷いた。
そして僕を含めて数名が教室を出た。
僕がSクラスの教室の前に来るとマナミ達はすでに終わっているようだった。
「あっ!しんく、、、シンヤさん。こっちです!早く帰りましょう!」
マナミが手を振ってきた。
見た目がいいマナミが手を振ってきたから視線が集まる。
「ごめんね。今日はクラスの人と交流会があるんだ。先帰ってて。」
僕がそういうとマナミは少ししょぼくれてしまった。
僕は「ごめんね」といってクラスに戻った。
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