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剣魔の英雄 〜最強の僕は幼馴染に甘えたいです。そのためにいじめっ子勇者や邪神を倒します〜  作者: かず


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1/3

一話

 

 僕、沖田真矢は天才だ。 

自分で言うことではないが、僕は小さい頃から学習能力が高かった。

一度見ただけですぐに世界最高レベルまで覚えてられた。

「おい、焼きそばパン買ってこい。」

「速くしろよ 無能」

 だが僕はいじめられている。いじめの中心にいるのは幸村健也 水樹桜 山川隆二の三人だ 曰く僕の能力が高すぎるから気に入らないらしい。いつかバチが当たるだろう。でもこんな僕でも優しくしてくれる人がいる。

「大丈夫、しんくん?アイツら絶対に許さない」

「やる必要なんてないんだぜ」

幼馴染の神崎愛美と清水豊だ。二人とは幼馴染で幼稚園からずっと一緒だ。愛美は全国模試一位になるくらいでモテるそして豊は全国剣道大会で優勝するほどの実力をもち清雷流の使い手

 「大丈夫だよ」

二人に迷惑をかけるにはいかない。

「そう? またあとでご飯一緒に食べよう!」

「わかった一緒に食べよう!」

 そういい僕は立ち上ってパンを買いに行った

でも悔しいものは悔しいなぁなんで自分の努力不足なのに、と思う



 とある休日僕らは愛美の家に行こうとしていた

 「よう、愛美」

 「おはよう、愛美、その服可愛いね」

 愛美は緑のワンピースを着ていた

とても似合っている思う

愛美の小柄な体型や青い髪と合わさってとても可愛い

今にでも抱きしめたい

 「か、かわいいなんて」

 そんな会話をしている悲鳴が聞こえた。そっち見るとトラックがこちらに小さな女の子に向かっていた 運転手は顔が赤いお酒を飲んでいるのだろう。

あのままいけば女の子は死ぬ

だが僕が助けると僕が死ぬ。それは理解していた。

気づけば足が動いていた

次の瞬間視界が真っ赤に染まっていた。女の子は無事なようだ。

2人がすごい顔で駆け寄ってきた。

「ねえ しんくん、いやだよ

ねぇ、死んじゃやだ」

僕はもう間に合わない

あぁ愛美ともっと一緒にいたかったな

「ありが、と」

 

目が覚めると真っ白な空間に老人がいた


「ここは天国ですか?」

そう聞くと老人は

「ここは神界じゃ。わしは創造神ゼノス、お主をここに呼んだものじゃ。」


呼んだ?僕は何かしてしまったのだろうか。いやそれより

「愛美と豊はどうなりましたか」

「愛美はお主がいない世界に絶望し3日後に自殺。豊はお主をいじめていた者たちに殺されたそうじゃ」

一瞬なんと言われたか理解できなかった

脳は理解できるが心が追いつかない

愛美が自殺?

嘘だよね?

嘘だと言って欲しかった

「嘘、だろ」

僕は膝から崩れ落ち徐々に床が涙で濡れる

ショックだった。二人には僕の分まで長生きしてほしかったからだ

「じゃがお主にチャンスをやろう、異世界転生じゃ,愛美と豊もそちらへ送ってやろう」

「条件は?」

これは僕にとって都合が良すぎる何か裏があるはずだ

僕は涙を袖で拭きマナミとまた会えるかもしれないと

絶望か歓喜かよくわからない感情でゼノスを睨みつけるように見た

「わしの望むことは邪神ノワールの討伐じゃ。ノワールは人々を殺し喰らい世界を滅ぼそうとした。じゃが異世界から召喚された勇者神谷優斗とその仲間によって封印された。ここまで言えばわかるな?」

「つまり邪神が復活するから僕に倒してほしいということですか」

そんなのできるわけがない僕は人より確かに学習能力が高い

だが神に勝てるわけが無い

「もちろんわしも出来る限りアシストはする、まず人間という生物としての限界を取り払う、そしてに七歳の時とあるものたちから修行させてやろう、わしはノワールと同じ位の能力をもっている。じゃがノワールの力はわしを超えるじゃろう、そして協力者を用意しよう。そしてわしの加護を与えよう。」

その協力者というのが愛美と豊だろう

「そうじゃ、二人には魔法神と武神が話をしている。」


「それには理由が二つあるまず一つはお主の学習能力を評価してのことじゃ

もう一つはお主らの血統にある」

血統?僕の家は普通の中流家庭だ それがなぜ?

「やはり知らないか。お主はわしの、愛美は魔法神の、豊は武神の末裔じゃ。その中でも特に優秀なのがお主らじゃ お主らの使う剣の流派もわしらが作ったものじゃ」

目から鱗が落ちたようだ 確かに父も祖父もとても優秀な人間だった。だが神の末裔だったとは思わなかった あたり前だろう それに剣の流派はほかの流派とは何かが違った気がする

「それで異世界に行ってくれるか?」

どうせ死んでいるんだもうリスクはないだろう

だが生き地獄という言葉があるように死ぬよりつらいことがあるかもしれない

僕が下した決断はここで修行してから行くというものだった

読んでくれて、ありがとうございます!

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