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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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159 「幸運がない」を笑い飛ばす19

 ところが、その「平穏(ゼロ)」は長続きしない。

 何故かって?

 いつの間にか、(こじ)れるからだ。

 ありがたがっていた「平穏(ゼロ)」が、「退屈(ゼロ)」や「無感動(ゼロ)」にねじ曲がっていく。

不運(マイナス)」に振り回されていたころは、あんなに貴重だった「平穏(ゼロ)」が、無価値になっていく。いかなる清水(しみず)であれ、えんえんと溜めておけば、いずれは(にご)り、(くさ)るものだ。

 ずっと綺麗な清水があるとすれば、それは流れ続けているからに他ならない。

平穏(ゼロ)」を守ろうと、身を固めてしまう。すると「平穏(ゼロ)」は魅力を失ってしまうんだ。

 なので、「平穏(ゼロ)」の(とうと)さを守るのであれば、むしろ肩の力を抜く必要がある。

 すこしずつの変化を受けいれることが大事になってくる。

 なに、ここまでで、「不運(マイナス)」の多くを振り払い、さまざまな『余裕(スラック)』を取り戻している。

 『余裕(スラック)』がなくて変化なんてとても受けいれられないよ! という段階はとっくに飛び越えたあとだ。心配いらない。

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