157 「幸運がない」を笑い飛ばす17
もうひとつは、クソどうでもいい仕事の尻拭い型である場合だ。
組織の仕組みにそもそも問題があって、人海戦術でなんとかしているとしよう。
君のいる集団が、別集団の尻拭いを担当しているわけだ。そうなると、自分の集団のなかに解決策は存在しない。別集団がトラブルを引き起こすたびに、君のいる集団は理不尽に振り回されるわけだ。
往々にして仕事とはそういうものになりがちだ。だが、問題は尻拭いをしていることではない。別集団側が、尻拭いされていると気付いていないことだ。それのみならず、トラブルを起こしているという自覚さえない場合もあるだろう。だから、改善されない。
この場合、解決方法は政治的なものになります。
まずは、トラブルの製造元、別集団に現状をきちんと訴え出ること。
それでも解決しないなら、自分の集団・別集団を統括するような大元に訴え出ること。
それでもまだ解決しないなら、集団ボイコットか逃げるかですね。
大きな仕組みの問題になるので、解決に時間は掛かるでしょう。だからこそ、なぁなぁに誤魔化そうとし続けた結果がクソどうでもいい仕事になっている。
場所えらびの「雑」について考えてみました。
この項目は役に立たないのがいちばんですね。やり方・人間関係だけで解決できたらどんなにいいかと思います。
集団への働きかけは、そのリーダー、音頭取りをできる立場にならないと難しい。そして、そのリーダーの働きかけが上手くいくかも正直分かりません。
逃げるなら逃げるで、やり方の改善・人間関係はあらかたリセットされます。ですが、2周目以降のRTAですね。一度できたことを次やる場合、もっと上手くできるでしょう。次は場所えらびから慎重に、といったところでしょうか。