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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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154 「幸運がない」を笑い飛ばす14

 さて、人間関係がある程度できてくると、身近な人に相談しやすくなる。

 もちろん、先生や先輩や上司など、表向きは相談すべきことになっている他者(ダレカ)はいただろう。けれど、そうやって周りから与えられた不確かな「ゆとり」の人間関係ではなく、自分で手に入れた「あそび」の人間関係は、(かく)たる得難(えがた)いものになる。

 本当の意味で相談しやすい相手ができる。行き詰まってしまい、ひとりで悩み続ける必要はないわけだ。これは素晴らしい精神的『余裕(スラック)』を手に入れたものだ!

 付け加えるなら、相談できる相手がひとりだけ、という構図は避けた方がいいだろう。できれば2~3人は欲しい。

 というのも、相談できる人がひとりだけだと、依存しがちになるからだ。

 また、長い付き合いのなかで馴れ合ってしまい、問題を解決せず覆い隠すようになるかもしれない。これでは良き相談相手とは言えなくなってしまう。

 ついでに、相談相手にすべきでない人についても考えておこう。

 まずは、「(うつ)状態」につけこむ恐喝(きょうかつ)洗脳支配(マインドコントロール)タイプ。これはまぁ論外だろう。

 続いて、自己陶酔・顕示(けんじ)欲が強いタイプ。相手を従わせないと気が済まない性格の人も、相談相手には向いていない。面倒だからね。

 あとは、同僚など同じ立場の人も、相談相手としては向いていないかもしれない。友人としてはいいけれど、馴れ合いも起きやすいからだ。ただ、こちらは他と違い、長い目でみれば良い人間関係と言えるので、ゆっくり育てたらいい。

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