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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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145 「幸運がない」を笑い飛ばす5

 いつもの5軸にならって、幸運についてそれらしい事実っぽく思えるものを、まずは適当(テキトー)に書き並べてみた。

 ここからは、ただの分析に終わらず、どう幸運・不運と向き合っていくかを考えてみたい。


 まず、常日頃の生活から見直してみよう。

 幸運を得るためには、なによりも時間的『余裕(スラック)』が必要だ。

 幸運や不運に過去・現在・未来だのを当てはめてみても、私たちの現実は分かりやすくできていない。

 禍福(かふく)の種は次から次へとやってくる。この幸運の種を育てているから、ちょっと待ってよ! なんて言ったって無駄だ。根拠なんてない。計画なんて通じない。予定どおりではないからこその幸運であり不運なんだ。


 で、あるのなら。時間的『余裕(スラック)』がない場合、幸運の種を見つけて育てて収穫までする暇がないのに、不運の種ばかりやってくる。終わらない雑草抜きばかりで肝心の収穫が得られない。毎日毎日、君には24時間を好きに使う権利が生まれるはずなのに、不運の草むしりで時間的『余裕(スラック)』をどんどん失ってしまうわけだ。

 ぎちぎちに詰め込まれた完璧すぎる予定を立てると、不運に見舞われて台無しになることがある。幸運を見つける『余裕(スラック)』すらないのに、不運だけはやってくるからだ。都合の悪いことしか起きない。すっかり場当たり戦術でトラブル対応に追われることになる。

 たまには不運とほぼ同時に幸運がおとずれて九死に一生? 生存率10%、それなりの偶然が2回重なる確率なんてそんなものだ。当てにはできない。

 とまぁ、こんな感じで時間的『余裕(スラック)』がないと、どんどん追い詰められる。無責任カードを出すべき時機(タイミング)だね。

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