表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
160/559

139 「根性がない」を笑い飛ばす6

 さてと。それじゃ、次の「言い換えの魔法」を考えてみよう。

 記念すべき着実な、大切な一歩を踏み出すために。

 なにげない日常のなかに、そっと紛れこませる「あそび」だ。

 ただの「忍耐論」を「忍耐論(忍者ごっこ)」と言い換えてみよう。

 ちょっとだけ世を忍ぶ仮のすがたってやつを楽しんでみるのはどうだろう?

 なぁに、今なら誰も見ていない。バレやしないさ、大丈夫。

 どうせだったら、楽しむ努力をしよう。


 生きていくというのは、なかなかにしんどいよな。

 果てない荒野を行くようなこともあるだろう。

 鬱蒼(うっそう)とした森を通るようなこともあるだろう。

 最悪魔王の城に(もぐ)るようなこともあるかもしれない。

 ()く当てのなさや、見通しの悪さ、人の欲のえげつなさ。

 備えもなく突撃してたら、命がいくつあったって足りやしない。

 ひとつかぎりの人生を最高の物語にできますように。

 迷わず君の手をとれますように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ