125 「自信がない」を笑い飛ばす12
さて、寝不足と脱水などなどに気をつけたところで、「鬱状態」から回復する方法を考えよう。
ここまでをざっと振り返る。「自信の4サイクル」がうまく機能しなくなり、「鬱状態」がステージ1から4へと悪化していく。それぞれ入力、処理、出力の順で調子が崩れていく。防衛ラインがすべて破られ、この、大切ななにかに衝撃が加わってしまったのなら、人間性は瓦礫の山と成り果てる。
というのが、「鬱状態」の私の見立てだ。
まず、「自信の4サイクル」、入力、処理。これらは心の問題で、直接目に見えるようなものではない。出力は周りからは見えるだろうが、「鬱状態」の当人にしてみれば、もうよく分からなくなっている。入力や処理が上手くいっていないので、ただ習慣的に身体が動いているだけで何をしていたかよく覚えていない。言葉は飛び去ってしまうし、その場しのぎの反射的な言葉なんて言った本人が覚えていない。
つまるところ、なにもかもが「あやふや」になってしまうから、「鬱状態」になっている。
で、あるなら。対処は簡単だ。
ありのままを、書いてしまえば解決する。
はっきりしないのが問題なのだから、はっきりさせればOKということだ。