119 「自信がない」を笑い飛ばす6
さて、続いて理由が大きすぎる場合を考えてみよう。
大きい問題から解けばいい、それはまぁ確かに? でも大きすぎて解けない場合もあるんじゃないか? そういうときはどうすればいいんだ?
そんなときは、問題を小分けにできないか試すこと。
問題に関わりのありそうなことをひとつひとつ挙げていき、バラバラに考えてみる。もしこれができるようなら、理由が多すぎるときのやり方で対応できる。
けれど、本当に手に負えず、バラバラにできない場合はどうすればいい?
この場合は、素直に諦めよう。
あきらめて他の人に相談をする。または、気晴らしに散歩にでも出かける。あるいは、ぐっすり寝てしまう。
何故か? この場合、問題を切り分けることができないのは、知らないことがあるからだ。「きっかけ」が掴めていない。だから、解き始めることさえできない。
だから、他に尋ねたり、外に出て入力を増やしたり、リフレッシュして感受性を取り戻すのが効果的だ。
ただ、それでも解けないことはある。未解決問題なんてザラであるし、誰も解けていない、やっかいな問題もままある。
そのときは、心の保留箱に入れてしまおう。「きっかけ」が手に入るまで寝かせておくことだ。